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  • 作詞家の視点
  • 「自分の書いた詩で、誰かを癒すことが出来るのかもしれない」作詞の魅力にとりつかれ、今日も歌詞を書いています。

好きこそ物の上手なれ、とは言うけれど

『好きこそ物の上手なれ』ということわざがあります。

【意味】好きこそ物の上手なれとは、どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ。
出典:故事ことわざ辞典

この言葉、本当にそうなんだろうかと疑問に思うことがあるのです。

好きすぎてダメになること

こんにちは、作詞家のMikeyです。

私は今でこそ「作詞家です」と名乗るようになりましたが、長い間自分を作詞家だと思えたことがありませんでした。

作詞家になろうと思うまでは、もうずっと昔のことですが……絵描きになりたいと思っていました。

絵は描くのも見るのも好きで、学生の頃はよく美術館に通っていました。

Una Laurencic

学校帰りに近くの県立美術館へ行ったり、好みの展覧会があれば県外の美術館へも足を運んで、一日中絵を眺めるのが好きでした。

私は印象派やシュルレアリスムの絵画が好きです。
日本画もよく見ていました。

でも、あるとき気づいてしまったんです。

「私にはこんな素晴らしい絵は描けない」

と。

そう思ってしまってから、絵筆を持つのが嫌になってしまいました。
美大に行きたいと思っていたけれど、行けませんでした。

それから、しばらくして『作詞家を目指してみようか』と思ったんです。

 

根拠のない自信

なぜ作詞家を目指してみようと思ったのか。

それは……

「自分にも書けそう」

と、大胆にも思ってしまったからです。
世の中にあふれている歌の、歌詞だけなら私も書けそうな気がしたんです。なぜか。

大御所の方々の作品を研究しなかったのが良かったのかもしれません。
素晴らしい作品の数々を見てしまったら、作詞家も目指す前に諦めていたかも。

とりあえず「やってみよう」と思ってやってみたら、なにか変わるかもしれません。

アオイホノオで岡田斗司夫さんも言ってましたよ。

「世の中は… やったもん勝ちなんや!」

って(「アオイホノオ名言&名シーンランキング」より)

 

作詞家を目指して今まで続けてきた中で、歌詞を書くことが嫌になりそうなときもたくさんありました。
それでもやめなかったのは……

やっぱり好きだからかもしれませんね。

それではまた!

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