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今やれることに集中

一燈を提げて暗夜を行く
暗夜を憂うことなかれ
只だ一燈を頼め

<訳>
(言志晩録13条)
たった一つの提灯をさげて暗い夜道を歩く。
暗くても怖がることはない。
目の前のただ一つの灯りを一心に頼りなさい。

(藍二斎は思う)
「拠り所(よりどころ)があるだけで
ただただ感謝です。
すがるものが一つしかないのであれは
必死にその一つを頼りに励みなさい」

と、一斎先生は教えて下さいます。

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