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自然なお産日記 玄牝をみて

妊活セラピストの渡辺です。

自然なお産日記というテーマでは、

出産までが妊活ということで、私自身の妊婦日記をご紹介しています。

 

 

2013.11.03

玄牝(げんぴん)の上映会にいってきましたー

玄牝オフィシャルサイト

http://genpin.net/

(吉村医院で出産された方たちが
自主上映されていて
なんと無料で誰でも観ることができるものでした)

吉村医院のドキュメンタリー映画という感じです

もう、始まる前から泣けてきて(笑)
上映中の半分くらいは泣いてたかなと

出産の場面が三回くらいありましたが
うーん、うーん、っていきむ感じと違ってました

女性という生き物が行う
かなり特別な瞬間をみた感じだった…

苦しみはもちろんあるのだけど
それよりもついにむかえるその瞬間に
感極まってるというのか
もうむき出しというのか

それも取り乱してるとかそういうんじゃなくて

痛さを越えた快感と、喜びと、感謝とが、
混ざりあって、放出されてるというか…

もうみていて涙がとまらないのでした

産む母も、産まれる子供もすごいと思いました

これを自分が近い未来、
経験するのだとは…

楽しみのようでいて
自分はいったいどうなっちゃうんだろうという
不安ではないけど、
なんともいえない未経験ゾーンを感じました

でも、誰でもすんなりそういう境地にはならないだろうなとも思いました

ここの母たちは、
10カ月の間に身も心も成長して、
なんでも受け入れる覚悟が決まっていて、

心も体もオープンだからこそ、
出産で快感を得てるのだと思いました

(動物のお産はみんなそうなのかも…、きっと)

だから、それぞれに
乗り越えなければいけないものがあり、

それぞれの母に、家族に、
それぞれのドラマがあるなあと思いました

なにもかも幸せで
問題なくっていう人って
いないんじゃないかな

外からみたら幸せそうに見えているけど、
実際は他人には言えないような、分からないような難所を
誰しも持っているように思う

それは、あかちゃんを授かる前に
そういう試練が来る人もいるし、

授かってから産まれる前のどこかのタイミングで
試練がある人もいるし、
(あかちゃんが病気だったり、
悲しいことに亡くなったり、
自然分娩は無理といわれたり、
旦那さんがいなくなってしまったり…)

産まれるそのときに大変な人も、

産まれてからが大変でつらい人もいる

私にも難所はある

先生は、「あなたは裾野が広い、富士山のような山ね」
と言われたのですが

まだまだ精神的難所は越えきれていません

(母になるために
受け入れて乗り越えるときめたから
負けんけどね)

しかしそれは
形は違うけど誰しもあるのだと思うから
そんなもんなんだなと思ってます

ああ、それにしても

授かるとは奇跡、
産まれることも奇跡です

産まれて、元気に育つことも
奇跡ですね

検診にいくとき
とにかく「生きててよかった、安心です」と
わたしは言っちゃうのですが

先生は「そこはどうにもならないところですからね。
おおらかに、丈夫でいなさい」と言われます

その日のために
今日のためにも
自然にできるだけ沿いながら

大きな気持ちでくよくよせず
天に任せるように過ごしていきたい

ちなみにおなかの子のことは
たおちゃんと呼んでます

たーちゃんです

男の子でも女の子でも
たおちゃんがいいな

気が変わらなかったらね

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