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最愛の娘 奈々へのラブレター

最愛の娘 奈々へのラブレター

8月6日
あなたが産まれた日
嬉しくて
嬉しくて
興奮覚めやらずで…今まで生きてきて中で
最大のシアワセだ、と感じた瞬間でした。

2000グラムと、あとちょっとプラス
という
小さめな
奈々が、おっぱいを飲んでくれた日のことは、感動して震えました。

小さめの奈々を置いて、一足先に
ママのわたくしが退院しました。その日からおっぱいを絞って、冷凍して

病院に運ぶ。おっぱいを飲ませる。
また翌日、おっぱいを絞って、冷凍して飲ませる。そんな日が続きました。
おじいちゃんが毎日車をだしておっぱいを運んでくれました。

たくさんの人の手を頂き、愛をもらって育ってきました。
産まれて来てくれた
奈々にも
回りの人にも感謝しかなかった。

そんな感謝を思い出すのも忘れる出来事が…
生後8か月、点頭てんかんを発症。
とても難治で、てんかんがどんどん移行していく病気でした。

今までできていたことが、退行していく。
歩けたのが歩けなくなり、
お座りもできなくなる。
最終は寝たきりに。

お医者さまからは
「普通の小学校は、無理でしょう。残念ですが」と言われ、頭が真っ白になりました。

私は、大学四年間
幼児教育を学び
幼稚園、保育園で仕事し、たくさんの子供達と過ごしてきました。

ひとさまの
子供を預かり、必死でやってきたことは、
今は何の役にもたたない。

自分の子供なのにちゃんと育てられないの??
と、自分を責める。

失望に打ちひさがれて泣いていても、
症状はひどくなる。
頭の中でどんどん発作が起きている。
まず、この発作をとめなければ…と
いろいろな治療が始まりました。

産まれて八か月の赤ちゃんが
じっとしているわけがないので

グルグルまきに
ミノムシみたいに、包まれて
身動きとれない状態での治療。

それはそれは見ているのか辛かった。
それでも、どんどんお薬を使っても、
治療を続けても発作は、治らず…

最後は
浴びるほどのステロイド。

過去の自分、娘時代の私は、
あらゆるアレルギーに反応し、アトピーが酷く、カラダや、顔にステロイドを塗りまくることで、結果、そのリバウンドで顔が三倍にも膨れあがったことがある。

一生使いたくなかった、ステロイドを
最愛の娘に浴びるほど使わなければならなくなった。
主治医の判断は、8カ月の娘に躊躇なく
点滴で大量に入れて行く。

発作は
ようやく
治りました。

これからどうなるんだろう。。。
なかなか、寝付けない、あなたをだっこしながら

夜中の病院をあるきました。寝静まる他の患者さんの迷惑にならないよう
グルグル、グルグルあやしながら
歩きまわりました。

丈夫に産んであげられなくて
ごめんね。
痛い、辛い思いばかり、させてしまってごめんなさい。

パパ
ごめんなさい。

おじいちゃん、おばあちゃん、ごめんなさい。

せっかく感謝いっぱいの思い出
子育てしていたのに、
全ての人に詫びている自分がいました。

そんな中でも光があるんです!
それは入院中、一緒だった子供達。
やっぱり子供達の笑顔はすごい!
そのエネルギーに救われました。

そして、細胞を作る食べ物の力。

この二つに
どれだけ助けてもらったことか。。。

食物の、勉強をしました。
食べるもので体を作っているのだと、
身をもって体験しました。

おかげさまで
娘は今、
社会人になり仕事をしています。

そして
もうすぐ
嫁ぐことになりました。
彼氏くんと、シアワセになると信じています。
奈々を自信を持って彼氏くんに託します。

最愛の娘  奈々へ

ママを選んでくれて本当にありがとう。
幸せを感じてくれて
本当にありがとう。

あなたが生まれてくれたおかげで、
ママの人生は幸せに包まれました。
生まれてくれてありがとう。
育ってくれてありがとう。
一生ママは、奈々の味方です。

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