子どもの甘えにいっぱい応えていたら、こんなふうになりました。

市川弘美

子どもが自分でできることを、「ママやって」と甘えるときがありますよね。

クツがはけるのに、「ママ、クック」
食べられるのに、「ママ、食べさせて」
歩けるのに、「トイレまで抱っこ」

子どもが安心して甘えられるのは、実は親だけ、特に母親です。
甘えることは、自分をさらけ出すこと。
自分の弱みを見せることでもありますよね。
甘えは反抗として表れるときもあります。

子どもは、幼稚園・保育園では、集団生活をがんばっていますよね。「教える」立場の先生に、子どもは甘えないでしょう。

子どもはいやされたくて、ママに「だっこ~」と甘えます。それを拒まれると、心ニポカンと何かが残ったままになってしまうんです。

そして、心にポカンと残ることが積み重なっていっぱいイッパイになると、ある日突然バクハツしたり、あるとき心の重さから動けなくなったりします。時期は思春期が多いと言われていますが、もちろん個人差もあります。

息子が小学校に入ってから、この3年半のあいだ、わたしは、子どもの言うことを、キリがないくらい聞いてきました。こんなふうに>>>>>

3才くらいからかんしゃくが多くて毎日クタクタに疲れ果てていましたが、最近ではずいぶん情緒が安定してきたように感じています。

そして、手がはなれてきたな~と感じることしばしば。

甘えさせていたら、
ずーっと甘えて自立しないんじゃないか。
甘えがエスカレートするんじゃないか。
一人では何もできなくなってしまうんじゃないか。

以前は私もこんなふうに、あれこれと不安に思っていました。
でも、いらぬ心配だったと、今になったら言えます。

どうか安心して、子どもの甘えに応えてくださいね。子どもがいやされると、ママもけっこういやされますよ。

甘えに応えて、もしも、うまくいかなかったら、わたしのところに相談に来てくださいね。(チャッカリ!?)

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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