子どもの暴言の根っこにある大切なこと

市川弘美

「アホか!」
「おまえ、なにやっとん」
「だまれ!」
「早くしてくれ」

子どもにこんなふうに言われたら、あなたはどんな言葉を返しますか?
お、一人前の口をたたくようになったなーなんて余裕で目を細めていますか?

それとも、
「なんなの!?その口のきき方は!」
と、ことばとことばの応酬でヒートアップして感情的になり、本当は言いたくないことまでキツク怒ってしまい、後で自己嫌悪。。。なんて経験はありませんか?

わたしはありま~す(*^ー^)ノ
いっつもヒートアップ&自己嫌悪でした(;^_^A

子どもがこんなふうに、いわゆる「暴言を吐く」ときは、その裏側はどんな気持ちなのでしょう。

そう、「吐きたい」んです。
何を?自分の心の「暴言を」ですね。

心にたまった、イヤなこと、ドロドロしたこと、やるせないこと、イライラ、モヤモヤ、悲しいことまでも、「暴言」というちがう形になり代わって出てきています。

そんな根っこの深いところにたまったネガティーーブな感情をママにぶつけてるんですね。
ママにぶつけられるのは、そこが子どもにとって世界で一番安心安全な場だからです。
(↑ママってスゴイ!)

強く押さえこもうとすればするほど、風船のように押し返されてしまいます。そして押さえ過ぎると、 バン!とびっくりするような大きな音がして破裂してしまうんです。

子どもが「アホか!」と言い出したら、この記事のカラクリを思い出して、「あー今は深いところにあったネガティブな感情が出てきてるんだなぁ」と一歩引いて見てあげられるといいですね。

とはいっても、やっぱりカチンときてツイ怒ってしまうワ!という方、
コチラの方法はとても効果的で、子どもとの言い争いが激減します。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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