自分と子どもとの間に境界線を引いて、距離を保つ、ということ

市川弘美

「子どもがかんしゃくを起こした時の感情的にならない、関わり方」は、「自分と子どもとの間に境界線をひいて距離をたもつ」、とこちらの記事で、お伝えしましたね。

「自分と子どもとの間に境界線を引いて、距離を保つ」
とは、

あなたはあなた。
わたしはわたし。

子どもの「イヤ」は、子どものもの。

ということ。
わたしのものではありませんね。

とは言っても、子どもが泣いていると何とかしてあげたいし、泣いている理由がわからないとイライラもします。

ただ、子どもの自立を考えるときに、「イヤ」を子ども自身で解決してもらうには、親はどんなふうに関わったらいいでしょうか。

そうね、あなたはそんなふうに思うのね。

というふうに共感して話を聞いてあげましょうね。
すると、子どもの心の扉は少しずつ開かれてきます。かんしゃくを起こしてるときは、心の扉はピシャリと閉じられています。

こちらの記事にも書いていますが、

「イヤ」だと思っているのは、子ども。
子どもが一番してほしいことは、「イヤ」を分かってもらうこと。

子どもとの間に境界線があると、「イヤ」を子どものこととして理解し、子どもの感情にのまれずに済むことは多くなりますよ。

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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