見た目も心も飾らないのが、豊かで一番美しい。

市川弘美

ノーネイル&ノーアクセサリー

これは、茶室でのお話です。

茶室では、ネイルはしませんし、アクセサリ―・宝石類もまったく着けないんですよ。

・指輪は、お茶碗やそのほかお道具を手に持つとき、を傷つけないように。

・ネックレスは、おじぎやお道具拝見でかがむとき、お道具に当たらないように。

・イヤリンや髪飾りも、万が一落ちて、お道具を傷つけないように。


物を大切にするということと、お道具を準備してくださった亭主(茶席の主人)への心づかいからも来ています。

茶の湯は、もともとは男性がするものでしたし、女性もキホン着物ですから、指輪やネックレスは着けないですね。
洋服でお茶をするようになって、自然とできたルールだと思います。

 

それと、着飾らないということは、心も飾らないということ。

見た目も心も飾らないで、本来の自分でいられる。
そんなときこそ、本当の意味で、心豊かになれるのではないでしょうか。

 

飾らない自分って、カンタンなようで実は難しかったりしませんか?

だって、飾らないでスの自分は、いろいろとバレたくないことが、バレちゃうから。

 

でも、本当の美しさやその人の良さは、飾らないことで、より引き立ちます。
見た目も心も飾らないのが、人の一番素敵な姿ですね♪

 

 

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市川弘美

茶道の楽しさや「和」への感性、そして侘び寂びの「美」について、「茶の湯」のことを分かりやすい表現で文章にし、読者の皆さまへお届けします。

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