お墓コラム【山、そして宇宙!散骨も宇宙の時代】
散骨とは?
火葬した後の遺骨を砕いて粉末状にした後に、自然界に還らせる方法です。
お墓を購入したり管理する必要がないため、埋葬方法としての散骨は近年特に注目を集めています。
散骨場所は、本人の希望に沿って選ぶことができます。
山に散骨する
山への散骨は海への散骨とともに、雄大なイメージから近年注目を集めている散骨方法です。
自分たちで散骨
山に散骨する場合は、山の所有者が問題となってきます。
例えば、国有林や都道府県の所有林に散骨することができません。
全く問題がないのは、自分が持つ山に散骨する方法です。
自分の持ち山であれば、故人が好きだった場所や、思い出となる大きな木の下など、好きな場所で好きなときに散骨を行なうことができます。
専門業者への依頼
海洋散骨と同様に、山への散骨も専門業者が執り行っています。
その場合、業者が指定した山の一部にあらかじめ日時を決めて散骨します。
山に散骨する場合も、遺骨を粉末状に砕く必要があります。遺骨を砕く作業はとても難しく、業者にお任せする方がおすすめとの事。
業者では専用の機械を使って、遺骨をまいても問題ない粉の状態に仕上げてくれます。
宇宙散骨
スケールの大きさを感じさせる、宇宙散骨です。
まるで映画のようですが、宇宙葬は既に実現している散骨方法です。
宇宙散骨では、遺骨を砕いて個別のカプセルに装填し、このカプセルを人工衛星に乗せて宇宙へと打ち上げます。
打ち上げられた人工衛星は、数か月から数年かけてすべて燃え尽きるそうです。
宇宙散骨はアメリカで始められ、これまでに100人ほどが利用しているとのこと。
近年では日本でも利用希望者の募集が行なわれています!
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