【どうしたら文章ってうまくなる??】てにをは(助詞)の「が」と「は」
「てにをは」の使い方
今回は「てにをは(助詞)」の中でも使い方が難しい「が」と「は」について書きます。
使い方を間違えると文章のつじつまが合わなくなるので要注意です。
●例文1
・私は本を読むことが好きです。
・私は本を読むことは好きです。
声に出して読んでみてくださいね。
上の例文を比較してみると、
「本を読むことは好きです」と書くと、好きなことが複数あって、その中の1つに「本を読むこと」も入っているというニュアンスになります。
「が」を使った場合の方が、より好きだという感情が強く伝わりますね。
●例文2
・私は一冊の本を30分で速読することができます。
・私は一冊の本を30分で速読することはできます。
「は」を使うと、速読することはできるけど他の何かができない。もしくは本を30分以内では速読できない印象を与えます。
「が」を使った文章の方が、ハッキリとしていて速読に対しての自信が表れています。
入れ替えてみると気付くことも
どちらの例文ともニュアンスの問題なので、使い方を間違えると読者に違う意味が伝わってしまいます。
こういう例はたくさんありますので、自分の書いた文章で「が」と「は」を入れ替えてみるとよくわかると思いますよ。
この記事へのコメント