アポロからスペースシャトル、そしてクルードラゴン
5月31日、世界初の民間会社による有人ロケットの打ち上げに成功し、
乗員をISS(国際宇宙ステーション)に送り込みました。
アメリカとしては2011年のスペースシャトル最終飛行後、9年ぶりの有人飛行でした。
この9年間、ISSへの渡航はロシアのソユーズに頼りっぱなしでした。
ソユーズの初号機は1967年と53年も前で、基本的な設計は変わっていない。
注目したのは、その大きさで、3人乗るとこの状態。
初期設計では、この写真のように減圧服(宇宙服)を着ては乗られず、
地球に帰還するときには、宇宙服を着なかったそう。
しかし、ソユーズ11号で空気漏れ事故があり、3人が窒息死する事故があり、
その後しばらくは、宇宙服を着て2人しか乗れなかったそうだ。
さらに、コンソールパネルには、飛行機のコックピットのように、ものすごい量のスイッチ類が並んでいる。
アポロ司令船の中
スペースシャトルのコックピット
しかし、現代のクルードラゴンは通常4人乗り、最大7人まで搭乗可能。
その内装は正にSF映画!
まさにTHE宇宙船!
コンソールパネルはタッチ枚!!
そして、このクルードラゴンを宇宙へ送るロケット本体、falcon9(ファルコン9)もなんともSFちっく!
クルードラゴンを切り離した後、戻ってきて、洋上の台船に着地するというもの!
見てると簡単そうだし、マンガじゃあたり前だけど、これはすごい技術!!
これをやってのけたのは、かのイーロン・マスク率いるスペースXと言う会社。
自動運転自動車を牽引するテスラモータスも彼の会社です。
最終目標は火星への有人飛行だそう。それに先だって、昨年、テスラモータスの
ロードスターを火星へ向けて飛ばしてます。
冗談みたいだけど本当で、このロードスターを積んだファルコンロケットは、永遠に太陽の周回軌道を回るそうです。
(ロードスターの登場は25分くらいから)
アポロがつきに降りたのは自分が生まれたとき、
そして、スペースシャトルの初飛行に感動し、
スペースシャトルの2度の事故に落胆し、
そしてまた、スペースXの偉業に立ち会えたことに感動してます。
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