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幸せって?AI時代に必要なヒュッゲという生き方。

 

今年に入って「シンギュラリティ」「AIの驚異」などAIに対する恐れの言葉を聞く頻度が増えてきましたよね。

それに伴ってか、AIに関する書籍も急激に数を増やして出版されています。当サイトで大きく反響をいただく記事もやはり、AIへの“恐れ”に関するもの。

AIは本当に驚異なのでしょうか?また、AI時代を見据えて今大切にすべき生き方はどんなことなのでしょうか?

本日はデンマークを例に出してお伝えしていきます!

本来のAIは人々の生活を豊かにするため。AI時代に必要なことは?

前記事<30代40代に警鐘!AIで変わる未来について伝えたい重要なこと>では具体的なAI時代の生き方についてお伝えしましたが、AI時代を生き抜くために今一度、大切にしていかなければいけないことがあります。

それは「人間らしさ」です。

ロボットやAIができることが増える未来、人間は「人間らしい感性を持っていること」が重要視されていきます。

クリエイティブな発想や、美しいものを美しく感じる感性。愛や感情、幸せを感じること・・。

それはロボットにも真似することは難しく、人間だからできることなので、より重要となっていきます。

また、いくらAIが発達して生活が便利になったとしても、人々が幸せでなければ意味がないと思いませんか?

働き方改善で残業が強制的に減らされた結果、日本に溢れ始めているのは「フラリーマン」と呼ばれる“仕事以外に何をしていいのかわからない”男性たち。

この現状から「AIによって労働時間が削減される日が来ても日本人は幸せなのだろうか?」と疑問を持ってしまいます。そこで本日ご紹介したいのが“ヒュッゲ”と呼ばれるデンマークの生き方です。

以前デンマークの通貨事情についてお伝えしましたが、

>>2030年に紙幣廃止が決定!北欧デンマークのマネー事情がすごい!

幸福度世界1位であるデンマークは、日本人が学ぶべきことが多くある国なのではないかと考えています。そのデンマーク人たちが取り入れる“ヒュッゲ”とはどんなものなのでしょうか?

 

ヒュッゲとは?

デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味の、他の国の言語では置き換えられないデンマークの個性を形成している言葉。

例えば、仕事を早く切り上げて家族や友人たちと家で過ごす時間。外食ではなく家で料理を作り、家族でほっこりする時間。季節に関係なくろうそくに火を灯して暖かみを感じる時間・・。

そんな時間が“ヒュッゲ”と呼ばれます。要するに、家族や友達と何でもない日常にほっこりする時間を取り入れることが“ヒュッゲ”。

デンマーク人はそんなヒュッゲな時間をとえも大切にしています。

 

日本人にヒュッゲが必要な理由

日本人にヒュッゲが必要な理由は「幸せを感じる時間」を取り入れるヒュッゲの考え方こそが“人間らしい感性を磨く手段のひとつ”だからです。

仕事以外の場所で、ほっこり過ごす時間を持つことこそがAI時代を生き抜くために今必要なことなのではないでしょうか?

 

生産性が日本人より高いデンマーク人

「そんなまったりした時間を重要視していたら、仕事が追いつかないでしょ!」そんな考えが頭によぎった方もいるのではないでしょうか?

しかし、デンマーク人のGDP(国内総生産)は545万円に対し、日本人のGDPは453万円。デンマーク人1人あたりの生産量が日本人よりも高いのにも関わらず、1年間で300時間も日本人はデンマーク人より多く働いています。

デンマーク人は“ヒュッゲ”な時間を持ちながらも効率よく短時間で結果を出していることがわかります。

 

まとめ

AI時代を見据えて今大切なのは、「より人間らしい感性を持つこと」。

その感性を磨く一つの手段としてヒュッゲは私たち日本人にとって大切なエッセンスです。

明日にでも、日々の忙しさを忘れて家で家族や友人とほっこり過ごす時間を作ってみてはいかがでしょうか?

ヒュッゲの考え方が深くわかる本

ヒュッゲに関して多くの本が出版されていますが、個人的におすすめだったのはこちらの本。

「幸せってなんだっけ?世界一幸福な国でのhyggeな1年」

世界13カ国で出版されたベストセラー。ロンドンで忙しく暮らしていた筆者がデンマークに移住したことをきっかけに、ヒュッゲと出会い、実践する生活が綴られています。

参考になることが多い上にとっても面白かった本です。

 

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