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  • かおりんの視点
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ママみたいなママには、私はなれない

リオが19歳くらいのころ、急に

「私は、ママがママでよかったと思う。
でも、ママみたいなママには、私はなれない」

と突然言い出した。

???

「なんで?」

「だって、そんなに子どもの事信用できないもん。
子どもなんて、何するかわからないじゃん、
なのに、なんでそんなに信じれるのか、
私だったら、絶対無理」

・・・・・・・・・(苦笑)

ほ~、子どもの君がそう言うなら間違いないね。
子どもは信用できん。

しかし、おもしろいこと言いだすなぁ~、と思ったよ。

 

私には、どうやってもできないマヤがいたから、
普通に生きてるリオは、何をしてもいいなって思えた。

何をしてても嬉しかったし、心配しなくていいっていうのは
ただただ無条件にかわいい。

だって、なんでもできる力を持って生まれたんだもん。
それだけでありがたい。

 

そういえば、リオが高校生の時に、学校から呼び出されて
なんで呼び出しなのか聞いたら、

「友達が悩んでいたから、相談にのってたら、授業に遅れた」

な~に~!!!!!

なんてことがあったな・・・。

それを聞いたとき、「そりゃ、いいことじゃん。
いまどき、いじめとかで、自殺しちゃうような子がいっぱいいる時代に
友達の相談にのってるなんて、なんで怒られなきゃいかんのだ?」

と思いそのまま、先生に言ったら、「規則は規則です」と。

「そんな学校やめちまえ!!」と、ブチぎれたかおりんは、

「ママやめて」と、リオに止められ、

その後、学校をやめたくないリオは、卒業まで
親呼び出しにならないようにがんばったらしい(笑)

 

高校進学を決める頃も、「ママ高校って行った方がいい?」と、聞かれ

「リオが行きたかったら行けばいいけど、行きたくなかったらいかなくていいよ」

と、言ったら、

「普通の親は、高校くらいは行けっていうんだよ!!」と言われた。

そんなら行けばいいじゃん・・・(-.-)

 

こんな親子ってビミョーかも。

私は、とっても気に入っているんだけどね。

リオがどんな親になるのか、楽しみだわ☆

 

その頃のリオとかおりん♪
どっちがかおりんか分かるよね!?(笑)

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