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私とは違う視点、 障がいを持って生きてきた自らの声

かおりんのブログを読んで……
「私の母もそんな風に大事に思ってくれてたんですね…」と、脳性麻痺という障がいを持つ女性が嬉しく思ってくれたと聞いた。

これまで、障がい者を持つお母さんを勇気づけるために発信してきたが、障がい者本人も読んで感じてくれた。

「自分が邪魔なんじゃないか、母を苦しめているのではないか…。
そんな風に思ったこともありました。
だけど、自分の存在で母が頑張れた、成し得たものがあるとしたら、役に立つこともあったのかと…。
生まれてよかったんだと思いました」

うちの次女は考える力も、それを伝えることもない…。
いつもニコニコ笑っていて可愛いのだけど。

長女にとっては、妹が障がい児、そして母はシングルマザーという環境で頑張った。
この2人の子ども達からもらったものは、とても大きい。

幸福力の考え方の基になっている。

「できない」ことがあることを前提に捉えると、持っているもの(リソース)を探す。
ないことを悔やんだり恨むより、あるものを認めていく作業を繰り返す。

パラアスリートの若者の
「選手が少ないからラッキーなんですよ」
という言葉を聞いて、師匠に言われたことを思い出した。

『「日本は男性社会で女性には不利」
「子どもが小さいから」
「子どもが病気だから」
「母子家庭でだんながいない」
だからこそできたらすごいことだし、たくさんこ女性の力になるよ。
これからは女性の時代だ!
なんの障がいもなくて状況も整っていてできるのは当たり前なんだから…』

そうだ、できそうもない理由が多ければ多いほど、目立つ(笑)
やれる方法考えたり工夫をしたり、難しいゲームを攻略するように…。
成し遂げた時には、全て実力になっている。

師匠は、一見悪いと思える境遇の子を、『幸福力』が高いと言い、

仕事仕事でほとんど家に帰れなくて、私の母に育児を頼る私に、
「あなたを育てたお母さんが、あなたの背中を見ている娘さんを育てている。大丈夫、信じよう。」
と、言ってくれた。

次女は肢体不自由だけではなく、知的障がいもあり、親と一緒に暮らせずいつも置いていかれるが、追うことも泣くこともなく、いつもニコニコ笑っている。

私はこの生き方に後悔するほど、考える時間がなかった。
やってやれなかったことは十分承知で、後ろ髪引かれたことも数知れず……。
その全てを未来の糧にしてきた。

先日、久しぶりに帰省させた25歳の次女の寝顔を見ながら、そのタイミングで28歳の長女が頭痛で起きれなくなり、その首と肩をなでながら…

いつの間にか大人になっちゃったなぁと。

ママはあなたたちがいてくれたから、がんばれた…。
今度生まれ変わってもママはまたあなた達の母になりたいな。
あなた達はこんなママの元に来てくれるだろうか。
でもね、今度こそは、ずっとそばにいられる母親をやってみたい…。
なんて気持ちがあることに気づいた。
後悔してるのか?(笑)

びっくりするくらい、何をやっても上手くいかなかった。
なんかやろうと思えば、やれない理由が起きてくる。
「一生寝たきりで親の顔もわからない」
何もできないと宣言された子を授かったから…
何が起きてもやり抜くと決めていた。
だから、やれた。
泣かれた日も、泣いた日も、できなくて挫けた日も、重ねた失敗にも…。
今は全てに感謝しかない。

私とは違う視点、障がいを持って生きてきた自らの声、
『マイノリティの視点』が、viewで始まりました。 ↓

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