なんじゃこりゃな婚活イベント⑤
誰一人その場を動かず男女総勢200人は綺麗に化石化しておりました
まるで参加者全員でイベントに抗議するかのように。笑
「男性陣から是非動いてください!
この後、全員に告白タイムが待っているんですよ!!
男性の皆様から!さぁさぁ是非!!」
鬼畜スタッフが後押しをする。
いやいやいや、もう状況見てよ!!!
私たち参加者とあなた達運営側の違い!!!
あなた達はそりゃ良いよ!
ちゃっかり
レインコートに長靴とか着用しているんだから!!!
運営側は勿論イベントの詳細も知っていただろうから、お腹も空いていないだろうし、なんなら身体中ホッカイロとか貼っちゃっている感じでしょ?
私たちを見なさいよ
婚活イベントっていうより極寒耐久レースに近いんだよ!!!
それなりに綺麗な格好してきてるんだよ!!
寒くて寒くて、多分、動く事すら寒くて、皆、じっとその場で体温を逃さまいと保温しているんだよー!!!
その上、右手に傘、左手に荷物をかかえて身重なんだよー!!!
スタッフにさぁさぁ!と急かされた数人の男性が近くの女性に話しかけたりしていましたが、ほとんどの参加者は雨の中、ただただ棒立ちで寒さと闘っておりました
そして!!
いよいよ告白タイム
もはや、いったい何を告白するのか分からねーけどな…
クライマックスの告白タイム
鬼畜女性スタッフが、1番から20番までの女性を一列に並べ始めました。
「では、男性陣の皆様!!
この20人の中に意中の女性がいらっしゃる方は、女性の前にお立ちくださぁぃ!!」
ここからは、もうナイナイのお見合い大作戦的なやつを是非想像して頂きたい…
あのな。これな。
実際にやると…
公開処刑ですから。
あんなに活発に行動されるのって、テレビの中だけのお話ですから!!!
1番から20番の女性が傘をさして、ぼーっと立たされている
この時、私は聞いてしまったのだ…
広場を通りかかった夫婦が、
「ゲ!!!
これ何やってるの!?笑」
って言ったのを…
ほんとにねぇ…犬のう◯こを踏んだ時のような「ゲ!!!」って言い方をされたのよ
やっぱりこーゆーイベントって、俯瞰的に見られると切なくなるよね…
話は戻って。
1番から20番の女性の所に誰もいかない。
魅力的な女性がいない訳では決してなくて…
200人+スタッフが見守る中、一番手をきる勇敢な男性がなかなか現れない感じがする。
うん…
これ、私が男でもちょっとキツイよね…
「意中の女性はいませんかー!?
必ず誰か一人は選ぶ事になるんですよー!!」
ようやく数人の男性がパラパラ動き始めました。
そして、よくある
「お友達から!」と言って片手を差し出している…
ここからが重要なのだが、
カップルになれたかはさて置き、告白した男性及び、告白タイムが終わった20人の女性たちは、空き地の左側のスペースに寄せられていく。
って事はですよ…???
右側のスペースに残るのは、現時点で、
①まだ告白していない男性
②これから順番に横一列に並ばされる21〜100番の女性
な訳ですが…
②は20人ずつ時間と共に居なくなりますよね??
そうすると…??
最終的に
告白しなかった男性だけが、
右側コーナーにポツリと取り残される…
すなわち
変に目立つ。
という事になります。
女性スタッフは何回も言っています。
「必ず誰か一人は選ぶ事になるんですよ!」と。
その結果、何が起こるか、と言うと…
恥ずかしかったり、やる気が無かったり、何かしらの理由で行動が遅れてしまった、行き場を失った男性陣は…
ラストターンである…
81番から100番内の女性に告白するしか無くなる…
という現象が発生するのです
この時、たまたま80番代だった私
目の前に20数人の、行き場を失った男性がいらっしゃいました
はっきり書かせてもらうけどねぇ…
こればっかりは自慢なんてできない!!笑
モテましたよー!って自ら豪語したい私ですら、1番から20番内の番号なら、こんなもん、おそらく誰ともカップルになっていなかったわ!!
一応ね…
1番最初に自分の元へ来てくれた勇気ある男性とカップルにならせて頂きましたけど…
婚活イベントとかってね。
たまたま与えられた番号で不公平なんてあってはいけないと思うの…
そもそも…
私たち女性参加者側が、意中の方を指名するタイミングなんて今回無かったのだけれど…
「必ず誰か一人を選ぶ」権利があったのは、明らかに男性側だけだったみたいだけど
ねぇ…??
皆さま。
婚活イベントに参加する際の注意点として…
人数が多過ぎないイベントにする事!!!
そして…
雨天開催のイベントには注意する事!!
これをお伝えしておきます。笑
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