どうしたら文章ってうまくなる?? その222
今日は「否定の文章」について考えてみましょう。
文章の中で、意外に使っているのが否定文です。特に何かを説明する時には、「~ではない」と書いていることが多いです。
それは別に間違いではないのですが、否定形の文章を読むと人間の深層心理でその文章には親近感が湧かないんですね。
ではどうすればいいか。2つ方法があります。
・否定形の文章の前にワンクッション置く
・否定形の文章を書いた後、ポジティブな文章で締める。
小説などのストーリーを持つ文章は例外ですが、ブログの文章の場合はこの2つで読まれやすい文章になります。
例文です。
「桜の花は春に咲くもので、秋に咲いたら不自然です」
この文章にワンクッション置くとすると、
「桜は春に綺麗な花を見せてくれます。秋にも見たい気持ちはありますが、実際に秋に桜を見たら不自然に感じるかもしれません」
ポジティブに締めるとするなら、
「桜は毎年春しか見られませんが、それもまた春の楽しみでもあります。来年もまた綺麗な花を見せてくれるでしょう」
こういう感じでしょうか。
実際、文章は否定文より肯定文の方が難しいので、こういうのはいい練習になりますよ。あなたが書いている否定文を肯定文にしてみてくださいね。
この記事へのコメント