【どうしたら文章ってうまくなる?】文章のリズムを考える
パラレリズムとは?
今回は「文章のパラレリズム」について。
パラレルとは「平行(並行)」という意味なので、文章に置き換えると、
「2つのことを対比(あるいは並置)させて書くときに、文章の形でも対比(並置)を表現する」
ということです。
例を出した方が早いですね。
・この授業では、WEBページの生成方法について学び、また、データファイルを変換する仕方も学びました。
・この授業では、WEBページを生成する方法と、 データファイルを変換する方法とを学びました。
どちらが分かりやすいというか、リズムとして読みやすいですか?
もっと簡単な例だと、
・ウサギの耳は、長い耳。ウサギはしっぽが丸い。
・ウサギの耳は、長い耳。ウサギのしっぽは、丸いしっぽ。
これはどうでしょう?
文章が揃っている方がリズムがいいし、読みやすいですよね。
こういうのをパラレリズムと言って、きちんと意識して使うことで、
書き手が意図した対比を、効果的に読み手に伝えられる
物事の関係をうまく表現できる
情報が整って伝わりやすくなる
こんなメリットがあります。
何かを説明する文章を書く時は、思い出してくださいね!
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