AIに潜む危険。自ら成長するAI:AGIと哲学の成長
今や私たちの生活に大きく関わっているAI。
AIの開発が進んで、知能が人間よりも優れたものになった時、AIは、私たちの生活を脅かしかねないと警鐘を鳴らす研究者がいます。
本日はそんなAIに関する危険についてお伝えしていきます!
研究者たちが目指す、AIの現在のゴールとは?
現在、多くのAI開発者が目指しているゴールは、「機械が自ら意思決定し、行動を起こしていく能力を兼ね備ているAGI 人口汎用知能」です。
これは、現在私たちの身近にあるAIとは別物と考えるべきだと言われています。
このAGIを完成するにあたっては、様々な乗り越えるべき壁や問題点がありますが、AGIが登場した時点から、私たちの社会は一変すると言われています。
機械が自ら意思決定し、行動を起こしていく能力を兼ね備ているAI:AGIについて
このAGI、機械が自ら学習し、驚異的な速さで自らの知能を10倍、100倍に上げていきます。
たった2日で、人間の1000倍もの知能を持つ「ASI 人口超知能」が誕生してしまうというのですが、そうなったとき、果たして私たち人間にそれを制御・コントロールする術があるのかどうか、未知の未来が待っていると言われているのです。
しかし、その問題に警鐘を鳴らす者と、AIの開発者との間には隔たりがあり情報共有が全くなされていないのが現状です。
大惨事を防げるような安全策がないことに恐怖を感じるのは私だけでしょうか?
軍事的、政治的パワーを持つものが、潤沢な資金でAI開発を強く求めている以上、開発は競うように大々的に行われて行ってしまうのです。
ロボットを開発するにあたり、有名なロボット三原則というものがありますが、果たして50年以上も前に提唱されたこのロボットの倫理観を示すものが今の時代に合っているといえるのでしょうか。
そういう意味でも、AIそのもののあり方や意味を深く考える時期が来ているのかもしれませんね。
テクノロジーが進化する一方で、哲学も同等に進化する世の中が今、問われています。
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