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そもそも「モダン」って何?モダンカーテンの選び方を知ろう

皆さんがカーテンに求める条件はなんでしょうか。
プライベートなお部屋用のカーテンなのか、仕事場のオフィス用のカーテンなのか、はたまたお店用のカーテンなのか、その用途によって異なるニーズがありますよね。ご家庭用のカーテンといっても、リビング用や子ども部屋用など、雰囲気を変える必要もでてきます。

そんな中でも今回は、大人っぽい雰囲気をつくりたい方に人気のモダンカーテンについてご紹介します。
一言でモダンなテイストのカーテンといっても、最近では様々な種類のものが取り扱われており、何を基準に選べばよいのか、悩むこともありますよね。カーテンを選んでいて、あれもモダン、これもモダンなの?という感想を持ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
モダンカーテンとはどのようなもので、カーテン選びの際にはどのような点に気をつけるべきなのでしょうか。

●そもそも、「モダン」ってなに?

そもそも、モダンカーテンに使われている、「モダン」の本来の意味をご存知でしょうか。
今では「おしゃれ」や「落ち着いている」という意味で使用されることが多くなりましたが、日本では本来、英語の「modern」、つまり「最近の」や「現代の」という意味で利用されていました。
しかし、この「モダン」という言葉は、実際には「モダンアート」や「モダンジャズ」という言葉と共に19世紀から20世紀初めにかけて登場しました。つまり、その当時の「最新」を指していた言葉である為、モダンとは、時代区分でいうところの「近代」を指しているのです。

ですので、モダンカーテン、あるいはモダンなカーテンと言った場合、シンプルで落ち着いた色合いとデザインを指すことになっていますが、これは近代で流行していたデザインの名残りといえます。特定の色や柄のものがモダンカーテンと呼ばれるわけではないのですね。
モダンカーテンは現在の流行に乗っかったタイプのデザインではないので、落ち着いた大人な雰囲気のものになり、ゆったりした空間を作りたい時に好まれる傾向にあります。

●モダンカーテンの特徴

「モダン」なデザインとはどのようなものを指すのかについてご紹介しましたが、今度は、モダンカーテンの特徴についてご説明します。
モダンといってもデザイン的な特徴だけをイメージされている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、多くのカーテンは、デザインによって機能も左右されることがあります。
モダンカーテンは落ち着いた色合いのものが多い為、厚手で遮光性が優れている場合が多くなっています。同様の理由で防音や防炎機能が備わっているものも多く、身も心も落ち着ける環境を作りたいという方にはぴったりです。

一方で、遮光機能が優れたカーテンは、ゆったりとした空間づくりにはもってこいですが、カーテンを閉じた状態でもお部屋を明るく保ちたいという目的にはそぐわない場合があります。

しかし、モダンカーテンであっても、デザインの大人っぽさは残したままで、明るい雰囲気を演出してくれるものも発売されています。例えば、最近流行りの北欧カーテンにもモダンな雰囲気のデザインが登場しており、お部屋の明るさと落ち着きを同時に演出できるようになっています。

●モダンカーテン選びのポイント

意外と豊富なカラーやデザインが用意されているモダンカーテンですが、では、どのような基準でカーテンを選ぶべきなのでしょうか。

ポイントは、上記で触れた通り、デザイン性と機能性のバランスを考慮することです。カーテンの役割というのは、お部屋の雰囲気づくりはもちろんのこと、開閉した際にお部屋に入る日光の調整、カーテンを閉じている際の遮光性、防音も含めたプライバシー保護、安全を守るための防炎性など、多岐に渡ります。
モダンカーテンの特性上、遮光性や防音に優れた厚手のものは見つけやすいかもしれませんが、日光も十分に取り入れながら落ち着いた空間を作りたいという場合は、前述の北欧風モダンカーテンも含めて薄手のモダンカーテンを探されてみてください。

もちろん、モダンカーテンは機能だけではなく、デザイン性を重視する場合にも優れています。例えば、レザーのソファーを使用されているお部屋であれば、落ち着いた色の無地のモダンカーテンが合うのではないでしょうか。木製の家具を基調にされているお部屋であれば、ウッドブラインドの代わりにモダンな柄もののカーテンが、木製の家具を際立たせてくれるかもしれません。

いかがでしたでしょうか。意外と奥が深いモダンカーテン、「おしゃれなカーテン」というイメージからもう一歩、理解を深めていただけたでしょうか。
良いカーテン選びのポイントは、機能性とデザイン性の両立です。優先される目的と、実現したいお部屋の雰囲気に合わせて、ぴったりなモダンカーテンを見つけてみてください。

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