ライター10年を振り返って。
「ライター」と名乗って、はや10年が経とうとしています。
初めて自分の名刺に「ライター」と肩書きを入れたとき、それはそれは気恥ずかしくて、「こんな、なんちゃってライターが、図々しくライターと名乗っていいのか?」と恐縮した気持ちでいっぱいでした。
それでも、ライターの先輩や身近な起業家の方々が、
「肩書きは、書いたもん勝ち!」
「名乗ることで、覚悟ができるよ」
と、背中を押してくださいました。
今では、私もライターの後輩に、同じように伝えています。
私は今、約20名のライターさんと仕事をしています。
会社に依頼される案件を、分野ごとにお願いしたり、一緒にインタビューに同行したりしながら、一つ一つの仕事に取り組んでいます。
現在は、WEBライターと呼ばれるライターも増えて、稼げるライター、稼げないライターの差が大きくなった気がしています。
WEBライターがいけないとかではなく、私自身は「戸田さんに書いてほしい」と言われる案件の仕事がしたいですし、報酬(ギャラ)にいたっても、1文字1円みたいな仕事はしたくないと思っています。
私のライター講座に来る受講生も、そこを目指してほしいと思って、課題を出しています。
厳しいですが、卒業できれば、どんな案件が来ても困らないように。
この10年、本当にいろんな仕事をしてきました。
書籍だけでなく、広告、会社案内、パンフレット、ホームページ、小冊子、キャッチコピー、ブログ、メルマガ、情報商材、プロフィール、告知記事、電子書籍……思い出せないものもあるかも。
現在はブックライターとして、出版社から依頼をいただくことが一番多いですが、それ以外の仕事も無くなることはありません。
これも実績のおかげですね。
いろんなライターの形がありますが、思い切って名刺に「ライター」と書いて良かったと、今では心から思います。
ライター新人時代に、仕事をくださったクライアントさんは、今でも忘れません。
これからも、私自身の仕事も大事にしながら、素晴らしいライターを育てることが、きっと恩返しになると思って、しっかり頑張ります。
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