【どうしたら文章ってうまくなる??】代名詞の使い方
代名詞を使うときの注意点
今回は代名詞の使い方について。
代名詞(『これは』『それは』『彼は』『彼女は』など)はとても便利でよく使いますが、注意しないと何を指しているのかわからない場合があります。
普段の生活でも、
「ねぇ、それ取って」
と言われても、
「それって何?」
となることがありますよね^^;
文章もそれと同じです。
特に指示されているものが、文中の離れたところにあるとわかりにくいです。
読み手に、
「それって何?」
「彼女ってだれ?」
と疑問を持たれたらアウトです。
例文で見る代名詞のミス
例文です。
『友人の聖子さんが、妹を連れて遊びに来てくれました。彼女は、得意のピアノ演奏を聞かせてくれました』
この文中の「彼女」は、聖子さんなのか、妹なのかがわかりません。
書くとするなら、
『聖子さんが、妹を連れて遊びに来てくれました。妹さんは、得意のピアノ演奏を聞かせてくれました』
となるでしょう。
この代名詞のミスは結構ありがちです。
書いている本人がわかっているので、読み手にもわかると勝手に思ってしまうのです。
代名詞を使う時は、必ずそれが読み手に伝わっているかどうか、きちんと読み返してチェックしてくださいね!
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