参照：Slack
今やビジネスやコミュニケーションツールとして欠かせない「Slack」。
そのSlackのロゴが変わったことにお気づきでしょうか？
今までのロゴは、「＃（シャープ）」をモチーフにしたカラフルで可愛く愛着のあるものでしたが、そのロゴを変更した理由とは？
【旧ロゴ】
参照：Slack
【新ロゴ】
参照：Slack
ロゴを変えた理由
単純に「使いづらかったから…。」ということが、理由のひとつのようです。
下記サンプルのように、色が11色という多色で構成されていたため、背景にロゴが埋もれたり、縁取りや影の付け方、色の調整が難しく、微妙な印象になってしまうため、非常に取り扱いが難しかったようです。
確かにデザイナー泣かせなロゴかもしれません…
参照：Slack
この問題を解決するために、用途別に様々なバージョンを作ったそうです。
単体で見ると優れたデザインであっても、ブランドとして捉えた場合、統一感がなくてはなりません。この一貫性に欠けてしまっていることがブランドデザイン刷新の決め手になったようです。
ブランドデザイン刷新
デザインを刷新するにあたり、社内デザインチームとグラフィックデザイン会社Pentagramとでタッグを組んで取り組み、進化版のロゴを完成させました。pentagram社のホームページで制作の過程が紹介されています。
参照：pentagram
参照：pentagram
旧ロゴを活かしつつ分解と構築を繰り返し、新しいビジュアルアイデンティティを作り出す過程が見て取れます。
今回のロゴ変更は、Slack全体で見ると「ブランドデザインのリニューアル計画の第一弾」となっており、徐々にウェブサイトや広告、製品などのビジュアルがこの新たなブランドアイデンティティに変更されていくようです。この変化によりブランドにどんな影響を与えるのか楽しみなところでもあります。
もちろん、ユーザーの皆さんの業務の支障とならない方法で行いますのでご安心を！ Slack 自体は、これまでのまま変わりません。ただ、より一貫性のある、パッと見てわかりやすいブランドになれたらと考えています。
だそうです。
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