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梅は咲いたか~

こんにちは!若杉です。

今日もとても暖かく過ごしやすいですね。

SNSなんかを眺めてると、梅の画像がちょいちょい飛び込んできます。そんな季節なんですね。

昔はよく亡くなったおばあちゃんを連れて、東谷山フルーツパークに梅を観に行ってたなぁ。

桜とは違う華やかさがありますよね。梅とかぼけとか桃とかハッキリした花も良いですね。菊桃っていう菊の花に似た桃が好きです。

これからの時期、夏までは色んな花が楽しめてお散歩はワクワクします。

 

3月3日の雛祭りが近いので、花屋さんにも桃の花が並んでますよね。僕は時折花屋さんに立ち寄って季節を感じたりしています。

まぁ、買わないんですけどね。(汗

雛祭りは、今でこそ桃の花を飾り女の子の成長を祝うお祭りになっていますが、もともと子供の穢れを落とす儀式だったんです。

雛人形に子供の穢れや病を移し、この人形を陰陽師が供養するという流れです。撫物の儀式ですね。

桃の花は旧暦のこの時期に確かに咲きますが、もともと桃の木が魔を祓うと信じられていたので、祓の時に用いるんです。

今みたいな華やかな可愛い意味合いのお祭りではなかったんです。

でも、その都度毎年人形を供養に出していたら結構なお金がかかりますよね!?

昔は雛人形ではなく、陰陽師が作った紙の人型にそれをしていました。

お金持ちさんは人形でも良いけど、庶民はやっぱ紙の人型だったのかなぁ。

仏の沙汰も金次第。。。今より貧富の差は激しそうですしね。

陰陽師にも頼めない人は川に流したりして祓いを行います。流し雛の風習ですね。

昔は、祓えの御札や人型をよく川に流していました。川は流れがあり池や沼より浄化作用が強いと信じられていたんです。

符術の本なんかを読んでると、今でも儀式終了後に川に流すっていう説明は良く目にします。

でもそれだけ川になんでもかんでも流せば、川のカーブの淀みにはそういった物が溜まる場所があるわけです。

昔は奉公に出された者が、家に帰りたい時にその淀みの水を汲み、その水で奉公先の主の服を洗濯すると主人に不幸が続いたり家が衰退するので暇を出されるという呪いもありました。

昔は薬があまり発達していないため、術者が書いた御札を薬として服の襟元なんかに縫い付けて身に着けていました。

薬の袋に今でも服用って書いてある由縁です。そんな呪術師が書いた御札より、この水の効果が上回るってことですよね。

そりゃあ、みんなが穢れを集めたものが溜まってるんだから、たまったもんじゃないですよね。

本当に人間の憎悪って色んなものを生み出しますね。ってか人間が怖いんですけどね。

雛人形を早く片付けないと行かず後家になるって云われもありますよね。

でも上記の論理で行くと、また来年の為にって仕舞い込むと穢れがどんどん濃縮されていくようで怖いですね。

最近はいろんなお雛さんが出てて可愛らしいですが、本格的な雛人形って目とか切れ長で顔怖いですからね。毎年髪の毛伸びてそうで。。。

うちは男ばっかりだったので5月人形を出していたのですが、しばらく出してあった記憶があるのでオカマになったんでしょうか?(笑

っていうと親に怒られるな。

うちのワンコも男の子だから、5月人形の購入を考えようかなぁ。元気で丈夫な男の子に育ちますようにって。

 

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