ミャンマーに来る前の島暮らし…島で出逢った大切なものは…?
ミンガラーバー!nodamiです。
ミャンマーは雨季に入りだいぶ涼しくなってきました
今回は、ミャンマーに来る前に半年住んでいた、離島での暮らしについてお伝えしたいと思います!
私たちが離島で研修するのは、
日本のなかにも医療が届きにくいところがあることを知り、
医療の届かないところに医療を届ける
ためです。
実際離島に行って働いてみて、自分が思い描いていた離島とは全く違ったものでした。
長崎県上五島はすごく
”豊かな“島です。
綺麗な海、山、なによりも温かい人々…
そこで私が得たものは、
自分が”暮らしたい”と想う場所でした。
五島列島はおよそ140の島からなっており、
福江島に次ぐ2番目に大きな島である、中通島に住んでいました。
人口2万人ほどの大きな島、その島に唯一ある病院で働きました。
私が働き始めてまず始めに衝撃を受けたのは、
「言葉」
九州のあの素敵な方言に、島のオリジナルが加わり…
おじいちゃん、おばあちゃんの言っている言葉がなかなか聞き取れなくて困りました…
「ねーちゃん、ざーま みじょかね〜」
「あー、せからしかー」
「あっぱよー!」
可愛いけれど、何を言っているかさっぱり分からず…
でもその表情やその人の癖を捉えて、
何を伝えようとしてくれているのか、必死に感じ取ろうとしました。
そんな上五島の方言は、半年後にはしっかりと自分に馴染んでいました。
他にも、今まで働いてきた環境とは全く違うな、と感じたのは
「キーパーソンが必ずいる」
都内の病院勤務の時、ひっきりなしに救急車で来る患者のなかに一緒に病院に付き添ってくれる人がいない人、手術や入院などの誰か支えのいる場面で連絡出来る人が一人もいない人、そんな患者さんやそんな状況はざらにありました。
でもこの島には付き添ってくれる人がいない人がいないんです。
家族が島外で働いていても、近所の人が付いてきてくれたり、
入院の時は付き添いの方に必ず関係性を聞くんですけど、
「うーん…親戚っていうか、まあ、親戚かな?」
という大きな括りでの親戚がちゃんと関係性も保って、一緒に島に暮らしている。というのが島ならでは、だと感じました。
東京で働いている時には絶対にお目にかかれないようなとおーーーーい親戚がキーパーソンになるのは、今までは考えられないことで、家族や患者を支える人と関わることで、嬉しい驚きがたくさんありました。
看護師も地元の人が多いので、
「あの患者さんはあそこに住んでて、家族はね…」
っていう話が当たり前に繰り広げられてました。
やはりこういう密接なコミュニティの中では、良い意味でもそうではない意味でも、
「よく見ているし、よく見られているな」
と感じました。(笑)
そんな豊かな島で、大きな問題となっているのは、
「人口減少」
です。
私が島に住んでいる半年間、よく婚活イベントに誘われました(笑)
上五島には婚活支援センターというものがあり、季節ごとのイベントが行われていて、男女の出会いの場をお手伝いしているっていう感じでした。
ナースステーションの休憩室にもチラシが貼ってあり、婚活に参加するがために師長がシフトを調整してくれたりしました(笑)
そんなこんなで婚活に行ったり合コンに行ったり…
その半年の間に、
島で彼氏が出来ました♡
続きはまた次回に…
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