仮彼氏との別れ④
もし、万が一、いや、聞き分けの良い彼の事だから、こんな事言わなくても別れられるはずだけど…
万が一にも、別れ話が難航するならば、こう答えようと準備していた言葉。
好きな人がいようがいまいが…
私が今までで一番傷ついた振られ方。
だけど一番吹っ切れたのも早かった振られ方。
まさか本当に言う日が来るとはな。
少しの沈黙後…
「…無理だよ。嫌です。」
うそーーん…笑
なんで…??笑
「違う人と付き合いたいから。
もう◯◯とは付き合えない、ごめんね…」
「無理だよ…なんでそんな事言うの?」
私も無理なんだよーー
ただでさえビシっと断れないんだよーー
これ以上、なんて言えばいいの!?
「好きな人が別にいる」ってまぁまぁ致命傷じゃないの??
あ…もう自分じゃないんだ、自分は無理なんだ…って思わざるを得なくない!?
少なくとも私はそうだったんだけど!?
私こそ、「なんでそんな事言うの?」って聞きたいわーー!!
あんさん、聞き分け、めちゃくちゃいいハズやんかー!!
「。。。。。。」
「。。。。。。」
本当に
「別れましょう!」
「そうだね、別れようか!」
で終了だと思っていた
今や半年に1回しか会ってなくて、一度も性的関係もなくて、ちなみになんかブサイクだと思われていて、最悪、自然消滅してもいいと思っていた彼は、思った以上にずっとずっと私との未来を考えていたらしい
こんな事って…あるの!?笑
「とりあえず、俺は今即答なんて出来ないから。
一度会ってちゃんと話し合いたい。
納得出来ない。」
「そうだね、分かった。」
こうして最後の会話になるはずの電話が切れました。
最後になるハズだった電話が終わってからも、恒例のメールはいつも通り来ました
いつもの時間に、いつも通りの長さでいつものテンション
昨日の出来事…
無かった事になってる…?
しばらく既読スルーする事にしました。
別れる寸前に会社で人事権のある方に交際をカミングアウトされた。
関西に戻ってくるかもしれない。(しかも上司として…)
非常に聞き分けの良い彼が、初めて反対意見を主張してきた。
淡白に別れられると思っていたけれど違った。
ほんと想定外…
断り下手の私からすると、今度は面と向かってもう一度別れを切り出さなければならないのか…と思うと、そして来期の事を思うと気が重くて重くて…
重過ぎる毎日を過ごしました。笑
電話で別れ話を切り出したその週末に、彼の方から関西に会いに来てくれました。
半年ぶりの彼。
相変わらずの調子で私を見つけて手を振っている
「次会う時は泊まりだよー!」が「次会う時は別れ話だよー!」になってるんだよ
なんで微笑んでいるんですかーーー
→続く
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