逃げる犬に困っている…そんな場合には足入れハーネスが良いかも
お散歩中にハーネスが外れて犬が逃げる…そんな場合はハーネスが犬に合っていない可能性が考えられます。
今回はハーネスが外れて犬が逃げてしまう原因を解説し、さらに犬が逃げにくい足入れタイプのハーネスについてもご紹介します。
●ハーネスは脱げやすい
まず前提として一般的なハーネスは首輪と比べると脱げやすいことを頭に入れておきましょう。首輪であれば頭や胴体よりも細い首の部分を通すので、当然頭からすっぽりと抜けてしまうということはあまりありません。
一方、一般的なハーネスは胸の部分と胴体(前足の付け根の後ろ側)に胴輪を通しています。胸の部分の胴輪の直径は首や頭の直径よりも大きいので、どうして何かの拍子にハーネスがずれて頭からすっぽりと抜けてしまうことが多いです。
さらに胸の部分の胴輪が外れてしまうと、犬を拘束している部分が胴体の胴輪1本になります。そこで、犬が逃げようとすると今度はこちらの胴輪がすっぽりと抜けてしまうこともあります。
ハーネスのサイズと犬の体格がマッチしていない場合はさらに抜ける可能性が高くなります。靴を履いているときにサイズが大きすぎるとすっぽりと脱げてしまうのと同様、ハーネスの胴輪と犬の体の間に隙間があると、そこから頭が抜けやすくなります。
犬は賢い生き物。一度ハーネスの抜け方を覚えてしまうと、再度同じことを繰り返します。
お散歩中によくハーネスが抜けてしまうという場合は、ハーネスの形状やサイズなど、根本的な部分で見直す必要もあるかと思います。
とはいっても、ハーネスは首輪と違って首を絞め付けないので犬の負担を軽減できるという大きなメリットがあります。愛犬を苦しめないためにはハーネスという選択肢はとても有効です。
脱げにくいハーネスを選べば、飼い主さんも犬もストレスなくお散歩できるかと思います。
●足入れタイプのハーネスは脱げにくい
ハーネスにもさまざまな形状があります。脱げにくいハーネスとしておすすめなのが足入れタイプのハーネスです。
http://www.houndcom.com/shop/shopdetail.html?brandcode=018004000158&search=%B0%EC%C2%CE%B7%BF&sort=
例えばASHUが出している「イージーハーネスリード」は、胸の部分と胴体の部分を通す2つの胴輪がある一般的なハーネスと異なり、1つの大きな胴輪があって、さらにその中に前足を通すための胴輪が2つあるタイプのハーネスです。ズボンのように穿かせるような感じで装着させる形状になっているので、首からハーネスが外れるということを防げます。
さらに、リードとハーネスが一体となっているチョークタイプになっているので、ハーネスからリードが外れるということもなく、犬の体格の変化にも柔軟に対応することが可能。常に犬の体にぴったりと合うようサイズを調整できます。
装着方法もかんたん。顔からハーネスを通し、さらに両前足をそれぞれの胴輪に通すだけです。一体型なので、ハーネスとリードをつなぐ作業も不要。装着に時間がかからないので、時間短縮もできますし、犬が感じるストレスや恐怖心も軽減することが可能です。
両前足の間を支える部分には面積が広いメッシュ生地が付けられています。従来のように細い紐状のハーネスだと力が一点に加わってしまうので、引っ張ると痛みを感じてしまいますが、メッシュ生地であれば力が分散するので痛みも軽減できます。
しっかりと犬の動きを抑えるので、引っ張り癖が強い子にも最適です。
●ファッションが楽しめて、ストレスも少ない足入れハーネス
「一体型ハーネスでもちょっと不安」「実用性も大事だけどおしゃれも楽しみたい」「犬にストレスを与えたくない」…そんな飼い主さんの多くの要望を叶えるハーネスがウェアハーネスです。
http://www.houndcom.com/html/page628.html
特徴は何と言ってもお洋服のような形になっているので、おしゃれでかわいい点。倍レーションはシンプルな「メッシュ」、かわいらしい「ボーダー」、和風「唐草」など8種類で、その中でさらにカラーを選べるので、犬種や毛色、季節、飼い主さんの好みによって選べます。
これを着せてお散歩すれば「かわいい」と言われること間違いありません。
先程の一体型ハーネスと同様、前足を通して装着させ、後ろでバックルとマジックテープを留めます。リードと一体にはなっていないので、背中の金具にリードを止める必要があるのが一体型ハーネスとの違いです。
面積が広い生地でできているので、緩んで足が抜ける心配もなし。力がかかりにくいので、痛みも軽減できますし、裏地がメッシュになっているので肌触りもバツグン。ハーネスが脱げるという悩みを解決できて、尚且つおしゃれも楽しめる、犬にとってもストレスが少ないスグレモノです。
いかがでしたか?犬が逃げるという場合はハーネスそのものを見直す必要があります。以上ご紹介した2つの足入れタイプであれば、脱げることもなくなるかと思いますので、ぜひ試してみてください。
Copyright © 2017 消費者の視点 | Consumer's View All Rights Reserved.
この記事へのコメント