肥満体型の犬のハーネス選び。犬種で選ぶ?胴回りで選ぶ?
ハーネスの通販サイトには参考として犬種が書いていたりしますが、肥満体形の犬は犬種か胴回りかどこを見て選んだら良いのかわからない方もいるかもしれません。
どうやって選んでいいのかわからず首輪にしようと思っても、老犬や気管が弱い犬や足腰が弱った犬には首輪よりハーネスの方がオススメです。
今回は肥満体型のオススメのハーネス、犬の正しいハーネスの選び方などをご紹介いたします。
肥満体型の犬にオススメのハーネスは?
革やベストのようにオシャレに着るタイプなど様々ある中で、好みで選んでも良いですが、肥満体型の犬はジャストサイズの調節なしにジャストサイズのハーネスを見つけるのは難しいので、ある程度胴回りと首回りを調節できるものがよいでしょう。
首周りが調節出来ない8の字のハーネスや、すぽっと着せる洋服のようなタイプのハーネス、マジックテープで留めるだけの簡単なものは抜けだしやすくなってしまいます。
洋服タイプでもこのようなハーネスは胴周りも調節でき、首もマジックテープである程度調節できますので、簡単に抜け出せません。
洋服みたいに着せられて肌に優しい素材になっており、デザインもオシャレなものばかりです。肌に当たる部分がメッシュ素材になっていますので、肌触りが良く、引っ張っても苦しくないということで気に入ってくれる犬も多いようです。
ハーネスは小型犬用、中型犬用、大型犬用や参考犬種などとある程度通販サイトでも目安が書かれていますが、参考犬種と体重、胴回りが書かれている場合は、体重と胴回りのサイズを主にチェックしましょう。
肥満体型で力の強い犬は、しっかりとロックできるものがよいでしょう。耐久性もあるハーネスの方がいいです。あまり安価なハーネスは耐久性の心配がありますので、犬の安全性も考えるのであれば、ある程度値段の張るものにした方が安全です。ビニール製の紐などはあまり耐久性はないかもしれませんので、革や洋服タイプのものはオススメです。
超小型犬、小型犬の肥満体型の犬でしたら、肥満体型でも引っ張る力も強くないので、それほど耐久性にこだわらなくても大丈夫です。
犬の胴回りや首、どこを測る?
胴周りはきちんと計測するのが大事です。首周りも一緒に計測して購入すると、散歩中後ろに下がったときにすぽっと抜ける可能性も低くなるので、首周りもきちんと測りましょう。
胴回りや首、胸回りといってもサイズを測る場所を間違えると、犬のサイズに合わずにすぐ脱げてしまうことも。
正しくサイズを測って、犬に合ったものを購入しましょう。
伏せた状態で測ると、立って測るときよりもだいぶ胴周りが大きくなります。胴周りが大きすぎて市販のハーネスでは小さくて着せられないと思っていても、立って測ったサイズなら市販サイズで大丈夫なときもあります。必ず立った状態で測ってください。立たせる人と測る人の2人で測った方が正確に測れます。
・胴回り
前を向いて姿勢正しくたっている状態で、胴は前足の後ろ側から背中にかけて一番太い部分です。
長毛の犬は毛をきつくない程度に押さえて測ってください。
・首
首輪をつけたときにすとんと落ちる位置です。
・胸回り
肩の上から前足の前側、付け根あたりを一周した部分になります。
8の字ハーネスは胴回りと胸回りの合計した長さで注文する通販サイトもあります。別々に測って足してもいいですし、肩の少し後ろらへんからスタートして、胸回りを一周し、背中でクロスして8の字を描くように胴回りも一緒に測ってもいいです。
紐を使って胴体や首をぐるっと回し、その長さを計測するとすばやく測ることが出来ます。
ハーネスや犬のサイズはこまめにチェックを
きちんと測って犬にぴったりのハーネスを購入した後は正しく装着させてあげましょう。
最近のハーネスは輪を首にかけ、胴回りはバックルで留めるという簡単なものも増えています。バックルですと装着もしやすく、ベルトで長さの調整もできるので大変便利で肥満体型の犬にも使いやすいです。
しかし、毎日使っているとベルト部分の長さがずれてくる可能性もありますので、毎日お散歩前に確認する癖をつけるとよいでしょう。
またハーネスは毎日使っていたり、噛んだりするとほつれてきたりしますので、だいたい6ヶ月ほどが新しいハーネスを購入する目安にしてください。
犬も毎日の運動や食事量、成長途中などでサイズが変わってきます。購入時はピッタリだったハーネスも成長などしてきつくなると、肌などに負担をかけてしまうこともあります。そうならないために、こまめに犬のサイズを測るようにしましょう。
今、通販サイトでは超小型犬から肥満体型の犬など、どのような犬でも可愛くオシャレに着られるハーネスが多数取り揃えてあります。
正しいサイズのハーネスを購入して、毎日の犬のお散歩を快適にしてあげてください。
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