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アイディアを生かすためにしていること/どんな思いつきもメモする

私は、面白いアイディアというものは誰でも思いつくことは出来ると思っています。ただし、思いついたアイディアを生かし切るのは中々難しいもの。クリエイターにとっては常につきまとう問題です。

そんなアイディアを生かすためには、まず、逃さずに捕まえるということが肝心です。今回は、この思いついたアイディアを逃さず捕まえておくために、私が実践していることについて話したいと思います。

結論を言うと、思いついたことはすぐにメモする、ということを大切にしています。仕事をしている時でも遊んでいる時でも、いつ面白いアイディアが浮かぶかわかりません。ですので、私は、常にメモ帳を携帯して記録することができるようにしています。
ちなみに、画像は「すぐログ」という、メモ帳と鉛筆が一体になった便利グッズ。コンパクトでとても便利。

思いついたアイディアはすぐに忘れてしまい、後から思い出せないということが多いもの。これを実現できたら面白いと思ったことは、どんなに突拍子がなかったり馬鹿馬鹿しくても、とにかくメモするようにしています。その時点では実現不可能だとしても、後から見返した時に意外な突破口が見えたりするものです。

例えば、私のアイディアストックの中にはプラスチック製のボールペンもあるのですが、数年前までは個人で生産するのは難しいものでした。そのため、当時は諦めたのですが、今であれば3Dプリンターを利用して実現させることも可能でしょう。このように、時代によってアイディアの実現の可否は変わってくるということもあるので、メモをストックしておくに越したことはありません。

さて、常にメモ帳を携帯していられれば良いのですが、そうではないこともあります。私の場合、自宅に戻って部屋着でいるときは携帯していないのですが、そういうときに限って面白いアイディアが浮かんでしまうこともしばしば。特に以下の状況ではアイディアが浮かびやすいので、意識してメモできる環境を整えています。


・枕元

寝る直前というのは頭だけが働いている状態なので、アイディアが浮かびやすいタイミングです。思いついたことは翌朝には大抵忘れてしまうので、思いついたことは枕元のスマホにメモを残すようにしています。暗くてもバックライトが光ってくれるので丁度良いですね。


・トイレ

トイレも就寝前と同じようにアイディアが浮かびやすい場所。思いついたアイディアは逃さないように、手が届く位置にメモ帳をぶら下げています。


・お風呂

入浴中もアイディアが浮かびやすいタイミングです。我が家では、濡れても問題ない耐水紙が使われたメモ帳に、ゴルフ場などでよく使割れる鉛筆をセットしてぶら下げています。この組み合わせであれば、お湯に沈めてしまっても大丈夫。

実は、昔からアイディアが浮かびやすい場として「三上」というものが挙げられていまして、枕元とトイレは三上のうち2つに該当しています。そこでメモできる環境を整えるということは理に適っているはずなので、是非意識してみてください。

ちなみに、残りの一つは「馬上」といい、現在で言うと車の運転中などの移動中を指します。移動中はメモ帳を携帯していることが多いので、ここでは省かせていただきました。

以上、私が実践しているアイディアを逃さない方法でした。ちなみに、アイディアはメモして終わりではありません。私は、ただの思いつきを現実的にするために、いくつかの工程を踏んでいます。


メモしたことはノートにまとめています。画像のように大きめの紙に落とし込んで整理することで、メモの段階では思いつかなかった点が見えてきたりするのです。これがとても効果的。ちなみに画像はボツ製品案。

このノートをファイリングしておいて、時間を置く「アイディアの熟成」というものをしているのですが、この辺はまた別の機会にお話しましょう。


ライター:大橋 尚貴 について

https://creators.view.cafe/ohashi_naotaka/

 

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