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ごほうびがエスカレートするとき・しないとき:しないとき

子どもからこんなふうに、ごほうびをちょーだいと、言われたことはありますか?

「テストで100点とったら、ゲーム買って」
「かけっこで一番になったら、ブロック買って」
「お手伝いしたら、100円ちょーだい」

子どもから言ってきたことに応えてあげることは、甘やかしにはなりません≫≫≫。

買ってあげたらがんばるかもしれないけど、買うモノがエスカレートしたらどうしようと心配になりますよね。

子どもからごほうびを要求してくる場合は、エスカレートしません。
子どもって、自分にふさわしいものを、ごほうびとして要求してきますよ。

5才の子が自分から、
「かけっこで一番になったら、天体望遠鏡買って!」
とは言いませんよね。

幼い子どもが、たとえ自分の親でもごほうびを買ってほしいとたのむのは、とても勇気のいることなんです。

自分から言うので、自分自身にふさわしいモノを買ってほしい、と親にたのみます。

もしも子どもからカンタンに高価なごほうびをたのむなら、ふだん「がんばったら、○○買ってあげるよ」と親のほうから言っていることが多いかもしれません。

ごほうびがエスカレートするのは、親の方から言い出すときなんです≫≫≫。

ごほうびのことを言うのは、子どものほうからだけなら、エスカレートすることはまずないでしょう。

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