当たり前の日常へ感謝する方法
この本を読み終わった時、
スカーっとするような爽快感と
じんわりほんわりするような温かさと
じっくり味わいたい重みを感じました。
この本で語っているお坊さんたちは、彼岸寺というインターネット上に存在する新しい形のお寺に関係するお坊さん。
様々な人の悩みに対する返答集のようなものでした。
それはお坊さん自身の悩みや苦しみから溢れ出るものもありました。
不安の裏側にあるもの…
日々心がけていきたいこと
力の抜き方
ひと・もの・ことの捉え方
悩める現代を生きていく中で大切なことがぎゅっと詰まっていました。
この本を読んで、私が生活に取り入れたいと思ったものをシェアしたいな、と思います。
まずひとつめは、
日常の当たり前だと過ごしている時間を大切にすること
この本の中では、当たり前の日常へ感謝する方法として、5つの習慣を提言しています。
①早起きをすること
②祈りを込めて食事をいただくこと
③掃除をすること
④ただ、何もしない時間をとること
⑤陽が沈んだら寝ること
看護師のような不規則な勤務で、生活のリズムが整えにくくても、
食事をいただくこと、掃除をすること、何もしない時間をとること
はできると思います。
5つ中3つ出来れば上出来じゃないですか!?
ということで、食事をいただく前に「五観の偈」をブツブツと唱えて、ゆっくり心から「いただきます」ということにしました。
(本当に当たり前のことですね…)
何もしない時間をとるということは、いわゆる「瞑想」だと思うのですが…やり方とかよく分かりませんよね?
私もわかりません!(笑)
よくわからないけど自分の思うかたちで始めてみたら、
なんだかスッキリした!
なんか心が落ち着いた!
っていう感じでいいのではないかと思っています。
もっともっと自分を深めたい。とか、悟りを…心を無に…と思えば、きちんと習うなりなんなりすればいいのではないのかな〜と思います。
まずは自分の「今」「ここ」に集中すること
当たり前にあるもの、日常に感謝し、幸せを心から噛み締め、
暮らしていきたいと思った、そんな一冊でした。
おすすめです。
皆さんのオススメはなんですか…?
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