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「恋は論破できない」柳原望さん 【ナゴヤビトブックス #3】

ナゴヤに縁のある様々なジャンルの書籍を著者へのインタビューを通じてご紹介する「ナゴヤビトブックス」。第3回は、柳原望さんの「恋は論破できない」をご紹介します。

恋は論破できない(1)(スクエアエニックス)
恋は論破できない(2)(スクエアエニックス)

―― はじめにご経歴をお聞かせ下さい
1991年白泉社より漫画デビュー。以降、ずっと愛知で活動しています。

―― この本を出版したきっかけは何だったのでしょうか?
2009年~『高杉さん家のおべんとう』という中部・名古屋が舞台のお話、2016年~『かりん歩』で名古屋を散歩するお話を描き、次もお話を作るならばやはり地元名古屋を舞台をしたお話がいいなと思いました。
名古屋そのものをテーマにしなくても、待ち合わせをしたり遊びに行ったり買い物に行ったりと空間のイメージがつかみやすいのと、自分の思い出ともすり合わせしやすく、実際にそこを歩くことでイメージが膨らむからです。

――「恋は論破できない」はどのようなお話でしょうか?
友達はネットの中だけの理屈残系念男子が、家に黒電話しかない昭和のような環境の女の子に恋をするお話です。

価値観の変化が激しい昨今、理屈先行の主人公君は自分の感情とのはざまで真面目にくだらなく右往左往しながらヒロインとの付き合いを深めて行きます。
登場人物がデートしたり買い物に行ったりする場所に、名古屋のおなじみの場所が登場しますよ。

しゃちほこいざる
しゃちほこいざる
ナゴヤの人にとっては馴染み深い場所がたくさん出てきて、嬉しくなりますね♪

 

―― 「恋は論破できない」の裏話をお聞かせください
名古屋駅で「金の時計」と「銀の時計」を勘違いしてすれ違うエピソードを使ったのですが、ネタ振りをした段階で、すでにSNSで「二人は時計間違いですれ違う」と指摘されてしまいました。そんなにみんな時計で間違えてるんだろか、と逆に心配になりました。

銀の時計、昭和の人間同士なら『旧壁画前』と言う裏技を使えるんですけどね(笑)。

名古屋駅で時計といったら「金時計」だと思いこみ、待ち合わせに遅れたことあったな~と思い出しました(笑)
えびふりゃーいざる
えびふりゃーいざる

 

―― これから書いていきたい本はどのようなものでしょうか?
この物語の中で、2人はまだつきあいはじめたばかりですが、どんどん2人に名古屋の観光スポットなどデートにでかけて欲しいと思っています。

東山動物園にあるボートハウスには、カップルで乗船すると別れてしまうという都市伝説があるんです。まずは、東山動物園のボート「ラブ・チャレンジ号」に乗るかどうか、悩んでほしいものです。

著者の柳原望さん

【柳原望さんのHP 「天水花苑」はこちら】
【柳原望さんのブログ「つれづれやな に」はこちら】
【柳原望さんのTwitterはこちら】

―― 物語の中でふと出てくる場所が、名古屋のよく知っている場所で嬉しくなりました。話の中の2人がこれからどうなっていくのか、どんなナゴヤのスポットに登場するのか、楽しみです♪
ありがとうございました!

「ナゴヤビトブックス」では「ナゴヤが舞台となっている作品」「ナゴヤをテーマとした書籍」「ナゴヤ出身の著者の書籍」など、ナゴヤに縁のあるあらゆるジャンルの書籍を著者へのインタビューを通じてご紹介いたします。

掲載ご希望の著者様は、こちらのフォームからお気軽にお願いいたします(小説、マンガ、ビジネス書、実用書、各種ムック、その他ジャンルは問いません)。

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