短歌界を盛り上げる名古屋の中華料理店二代目店主が生み出した短歌集『平和園に帰ろうよ』小坂井大輔さん【ナゴヤビトブックス #30】
ナゴヤに縁のある様々なジャンルの書籍を著者へのインタビューを通じてご紹介する「ナゴヤビトブックス」。第30回は、小坂井大輔さん著書の『平和園に帰ろうよ』(書肆侃侃房)をご紹介します。著者の小坂井大輔さんに、著書についてお話をお伺いしました♪
ーー小坂井さんのご経歴を教えてください
今は歌人として短歌をつくったり、文章を書いたりする活動もしています。
町中華「平和園」には全国から短歌ファンがやってくるとお聞きしています。
――本の執筆を手がけられるようになったきっかけは何だったのでしょうか?
――著書『平和園に帰ろうよ』はどのような内容でしょうか?
喜んで
ほしくて食べた
泥だんご
なのに子供ら
みんな泣き出す
その意味がすごく分かる短歌です(笑)
その他にもやみつきになるような短歌がいっぱいあり、繰り返し読んでしまっています。
――この本を出版したきっかけは何だったのでしょうか?
――著書『平和園に帰ろうよ』の裏話をお聞かせください
日本全国から歌人が訪れる場所になりましたが、元々は、仕事から離れて創作がしたいと思って始めたことが、仕事をがっつり背負ってタイトルにまで店名が入っていることに、今でもなんだかなぁ(笑)という気分でいます。
著書のタイトルが小坂井さんが働かれている場所そのものですし、「平和園」から生み出されたものがたくさんあって、離れても最終的には帰ってきたくなる場所……それが平和園なんですね。
―― これから書いていきたい本はどのようなものでしょうか?
――小坂井さん、ありがとうございました!小坂井さんのますますのご活躍、応援しております。平和園にも美味しい中華を食べにお伺いいたします♪
「ナゴヤビトブックス」では「ナゴヤが舞台となっている作品」「ナゴヤをテーマとした書籍」「ナゴヤ出身の著者の書籍」など、ナゴヤに縁のあるあらゆるジャンルの書籍を著者へのインタビューを通じてご紹介いたします。
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