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夢の印税生活。作曲家の場合は…?

こんにちは、作詞家のMikeyです。

以前「夢の印税生活。作詞家の場合は…?」という記事を書きました。
今回は作曲家の場合について書いてみようと思います。

作詞家と作曲家で受け取る印税は違うの?

前回の記事に書いたのですが、印税の割合は一緒です。
それなら得意な方を磨いて仕事にすれば良いですね。

…はい。話はこれでおしまいです。
なんて、そんなわけにはいきません。
作詞家と作曲家の違いをお伝えしなくてはいけないですよね。

実は、今の時代は作詞家よりも作曲家の方が重宝されているのです。

昭和の時代には「詞先」といって歌詞の方が先に作られ、歌詞に合わせて作曲をするのが主流でした。
平成に入った頃から歌謡曲からJ-POPへの移り変わりと共に「曲先」と呼ばれるように曲の方が先に作られるようになっていき、令和の現在にはJ-POPの99%が「曲先」で作られるようになりました。

するとどうなるか。
作曲家の人が歌詞も書く場合、そのまま歌詞も採用される可能性が高くなったんです。
楽曲の必要性は減っていないのですが、作詞家の活動の場は急激に減っています。
作詞家不遇の時代なのです。

作曲家にはさらに収入UPのチャンスがある

作曲家の場合、メロディを作るだけではなくアレンジ(編曲)をする人も多いです(中には「トップライナー」というメロディだけを作る人もいます)。

今の時代のアレンジは、プレゼンの段階でCDと同じレベルを求められるので大変なのですが、その分採用されるとアレンジ料が印税とは別に支払われます。

なので、作詞家よりも作曲家の方が収入を増やすチャンスが多いのです。

アレンジが得意な人は「アレンジャー」といってアレンジを専門に行う場合もあります。
アレンジのみの場合は印税は支払われないので、曲がヒットしても追加の収入は得られません。

もしこれから音楽家を目指す場合には「作曲家」を目指すのがおすすめです。
それではまた!

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