製造業に、MQ会計は合わないのか・・!?
皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
昨日のブログでは、川原塾・九州経営問答会のご案内を致しました。
昨日のブログは、こちらです。
川原塾の仕組みは、本当に素晴らしいと思います。
入会するときに、66万円(税込み)の入会金と、塾長による面談がありますが、これをクリアすると、月々1万1千円(税込み)の会費で、どこまでも学ぶことができます。
そして、その学びは多岐にわたり・・
各期の川原塾、経営問答会、分科会(営業、お金、モノポリー、メルカリなど)だけではなく、川原さんに経営相談も可能なのです。
現在、各分科会に登録なさっている方は、1,000人を超え(川原塾生以外も参加可能)、川原塾・九州商人倶楽部のグループは、50名を越えてきました。
来年には、もっともっと多くの方と共に学ぶ、活発な組織になっていると思います。
川原さんのお人柄も、とっても魅力的です。
ぜひ、共に学びましょう!
それでは、今日のブログです。
製造業に、MQ会計は合わないのか・・!?
私は、1998年から2011年まで、税理士事務所にて働いておりました。
そして、2006年にMGに出会うまで、一所懸命に勉強していたのが、財務会計と管理会計でした。
過去形!?
はい、その2つの勉強は、もう止めてしまいました。
会計が分かったから?
いいえ、違います。
それは、MQ会計と出会ったからです。
では、【財務会計・管理会計】と【MQ会計】の、大きな違いは何か・・?
それは、MQ会計は、科学的だということです。
つまり、正しく粗く、計算ができるのです。
*粗くといのも大切。
そして、計算を可能にするために、MQ会計では、下記の5つの要素を使います。
P:Price 1品あたりの売価
V:Variable Cost 1品あたりの原価
Q:Quantity 販売数量
F:Fixed Cost 期間費用、固定費、販売数量に比例しない経費
G:利益(経常利益)
この5つの要素で会社を表したのが・・
PQ=VQ+F+G
という、西先生が考案した【企業方程式】です。
*企業方程式は、(株)西研究所の登録商標です。
この方程式を分解することで、P公式やV公式など、今までは計算することが出来なかった要素が、計算できるようになりました。
では、ここで本題です。
先日・・
我々のような製造業では、MQ会計は使えないのではないか・・とのご意見(ご質問)を頂きました。
理由を伺ってみると・・
労務費や工場経費は、原価として考えないと採算が取れない・・
つまり、製品1個あたりに含まれる労務費や工場経費が分からないと、値段の付けようがない・・
と、いうことでした。
その通り!と、思われましたか?
それとも、この会社、ヤバい!と思われましたか?
これが、運命の分かれ道だとすると・・
その通り!と思われた方は、その考え方が、会社を駄目にしていく可能性があります。
そして、私は、次のように質問しました。
例えば、製品を値引きしなければならなくなった時、真っ先に何をお考えになりますか?
すると、こう仰いました。
コストを削減するために、たくさん作らせます。
如何でしょうか?
きっと・・
この会社は、黒字倒産に向かってしまう・・
なぜなら、受注が増えているからではなく、【コスト削減のため】に生産数量を増やすのですから・・
つまり、製造業にMQ会計が合わないのではなく、この方の考え方に、MQ会計が合わないのです。
もっともっと多くの方に、MQ会計を広めなくては・・
そう心に誓った瞬間でした。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.832-1
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