【CapCut】のクロマキーで画像透過できないときの原因と解決方法を解説
CapCutでクロマキーを使おうとしたら、何をしても背景が透明にならない!ということはありませんか?実は私もそのひとりでした。この記事では、クロマキーで何をしても背景の色が変わらないと悩んでいるあなたへ、原因と解決策を解説します。ぜひ一緒に手ご動かしながら、読み進めてくださいね。
【CapCut】のクロマキーで画像透過ができない理由と解決方法
クロマキー合成をしても画像が透過できないとき、まず確認したいのが画像の背景色です。私もそうだったのですが、背景の色によってはクロマキー合成をかけても透過できない場合があります。本来クロマキー合成とは、人の肌の反対色である【緑やブルーの背景】で撮影した被写体を切り抜く合成技術。
私がクロマキー合成に失敗した時は、背景色が黒・文字色は白でした。シンプルに【指定した色を消す】技術なら、白と黒ほど違いがわかりやすいものはないですが、そういうわけではなかったようです。
というわけで、まずは画像の背景色を緑にしてみましょう。もし、背景が風景などで単色にできない場合の対処法は記事の後半で解説しています。
では実際に、黒背景で失敗した画像を緑背景に変更して試してみましょう。
先ほどと同じようにクロマキー合成をかけると…。
できました♪
ちなみに、CapCutのクロマキー詳しい使い方はこちらの記事で解説しているので、良かったら合わせて参考にしてみてください。
背景が緑なら文字色は何でも大丈夫?文字色3色を試してみました
背景を緑にしたところでふと「文字の色は何色でも綺麗に透過できるのか?」という疑問が浮かびました。そこで、黒・ブラウン・グリーンの3色で文字以外の背景色を綺麗に消せるのか、実際に試してみましたよ。
緑の背景に黒の文字
緑の背景に黒の文字の画像を用意します。
いざ、クロマキー合成をかけてみましょう。
カラーピッカーの中心を緑に合わせて、濃度のバーを右に動かしながら調整します。結果やいかに。
おお!綺麗に背景の緑を透明にできましたね。【緑背景+黒の文字】も綺麗にクロマキー合成できるんですね。
緑の背景にブラウンの文字
では次に、ナチュラルな雰囲気が可愛いブラウンの文字ならどうでしょうか。
ちょっと不安がよぎりましたが、やってみましょう。
ドキドキ…。濃度のバーを右へ。
できました!くすみブラウンの文字も、綺麗に背景が透過されましたね。【緑背景+ブラウンの文字】もクロマキー合成可能ということがわかりました。
緑の背景にグリーンの文字
では最後に、緑の背景にくすみグリーンの文字ならどうでしょうか。冒頭の理論と文字と背景のコントラスト比を考えると、ちょっと厳しいような気がしますが…。
いざ、クロマキー合成!
(これはさすがに無理なんじゃないかな…)
なんと、【緑の背景×緑の文字】でもクロマキー合成できました!
上の画像のように、他の文字色の場合よりも透明度は今回強くかけました。それでも結果的には綺麗に文字だけを残すことができました♪
【緑背景+くすみグリーンの文字】でも、綺麗にクロマキー合成ができましたね。
背景はグリーンじゃなきゃだめ?ブルーは?
ここでまたひとつ疑問が!「もしかして、グリーンに反応して透過処理している?」ということで、日本人の肌の色である黄色の反対色、ブルーを背景色にして再度試してみましょう♪文字色はくすみグリーンにしてみました。
同じようにクロマキー合成をかけてみると…!
できました♪背景色は緑でないといけないことはないようです。しかも今回は緑背景の場合と比較して、低い透明濃度で背景を透過できました。
もし入れたい文字がグリーン系なら、背景色はブルーがおすすめです。
背景を緑単色にできない場合は?どうしてもクロマキーできないときはどうする?
透過して動画に入れたいのが文字ではなく、何気なく撮影した人物やペットの写真だったとき。背景を緑単色にできない場合もありますよね。また、上記の方法を使ってもどうしても綺麗に透過できないケースもあるかもしれません。そんな場合は、画像そのものを編集して背景が透過した画像を作ってしまいましょう!
難しく聞こえるかもしれませんが、スマホアプリを使えばとっても簡単にできますよ♪
私はいつもこのアプリを使っています。
CapCutでクロマキー合成するなら背景はグリーンかブルーにしよう!
CapCutでクロマキー合成はできましたでしょうか。最初はアプリ側に問題があるのかと思っていましたが、まさかの画像を変えることで解決しました。どうしても背景を単色にできない場合や、どういうわけかご紹介した方法でもうまく背景透過できない場合は、代替案として背景透過アプリも活用してみてください。
CapCutの使い方はこちらの記事でまとめています(予定)。よろしければ合わせてこちらも参考にしてみてくださいね!
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