嫌われる文章…「偉い」と「偉そう」は別物です
「○○さんのブログって、読むと偉そうな感じがして嫌いなんです」
先日、ある女性がこんなことを言いました。
そこで、教えてもらったそのブログを見てみると……確かに高圧的でした。
それは「文体」のせい。
◆文体で偉そうに見える…
確かに「教えてあげたい」という勢いは伝わるのですが、その文体では「教えてあげたい」ではなく、「教えてやるぜ!バカどもめ!」と言わんばかりに見えてしまうのです。
もしかしたら、本当に読者を「バカどもめ!」と思ってるんじゃないのだろうか?とすら思えるほど(笑)
でも、「偉い」と「偉そう」は別物です。
「偉い」と人に思われる人は、決して偉そうぶりません。逆に「偉そう」に見せる人は、人から「偉い」とはなぜか言われませんよね。
「教えてやってる」「気付かせてやろう」といった上から目線の気持ちがあれば、おのずと文章にもそういった気持ちがにじみ出ています。
それを読者が感じ取ってしまうのでしょうね。
◆語尾にちょっと気を配ってみよう
もし、偉そうぶっているわけじゃないのに、文体で読者に「この人偉そう」と思われてしまったら、それはとてももったいないことです。
どこで一番それを感じるかと言うと語尾。
「~である」「~すべきではない」「~なのだ」という、「である」調の語尾は文章を締める効果がありますが、ずっとこの調子だと高圧的に感じられやすいです。
それが、「偉そうだ」と人柄まで判断されてしまうひとつの原因ともなります。
見直しのときに、語尾に気をつけてチェックしてみてください。
「人に教える」立場の方のブログはやっぱり「教える」ネタが多いです。
「教える」立場でも、全然高圧的ではなく、好感が持てて「教えてくれてありがとう!」という気持ちにすらさせてくれるような文章を書きたいですね♪
次回は、「教える」記事を書くときに意識しておきたいポイントをお伝えしますね。
文体とこれを変えることで、ガラリと印象が変わりますよ。
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