【どうしたら文章ってうまくなる?】一文に主語はいくつ?
文章の主語を考えてみよう
日本語は英語と違って、主語を省いても意味が通じる文章がとても多いです。
でもそれが落とし穴で、よく意味が伝わらない文章になってしまうことも。
考えてみてください。
次の文章の主語は何でしょうか?
○映画を観ることで時には考えさせられ、時には新しいことを教えてくれた。
前半の『映画を観ることで時には考えさせられ』の主語は、『私は』です。
後半の『時には新しいことを教えてくれた』の主語は、『映画は』です。
1つの文の中に主語が2つあると、読み手を困惑させてしまうことがあります。
書くとしたら、
○映画を観ることで時には考えさせられ、時には新しいことを学ぶことができた。
と、主語を『私は』で統一するのがベターです。
案外見落とされがちなことなんですが、
1つの文に主語は1つ
これ、とても大切なことなので、文章を書く時は気をつけてくださいね。
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