メモを超えたメモ。イタリア発の高機能テキストアプリBear
皆さん、こんにちは!社長秘書のRIOです。
このコラムでは、経営者の皆様にオススメしたいスマホアプリを、社長秘書の視点からご紹介しています。トップとして会社を率いられている経営者の方々は、常日頃から、たくさんのアイデアが湧いてくるのではないでしょうか。そんなアイデアを忘れないように、スマホのメモ機能やメールの下書き機能などを利用されている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そんな方にオススメしたいアプリ、Bearをご紹介します。
2016 年11月にリリースされたBearは、洗練されたデザインが特徴の高機能テキストエディタアプリで、2017年のApple Design Awardsを受賞しています。
ちなみに、同賞を受賞した12のアプリの内、Bearを含む2つのアプリがイタリア産のアプリなんです。さすがは文化先進国。
しかし、Bearの特徴はそのデザイン性だけではなく、ちょっとしたメモはもちろん、長文を執筆する時にも最適なシステムにあります。
一見シンプルなメモアプリが大活躍
Bearを開くと現れるのは、いたってシンプルなメモ画面です。
しかし、ここから豊富な機能で多彩な文面を作り出せるのです。
テキストエディタとしては必須の太字や斜体、下線、打ち消し線など、書式の設定はショートカットバーから呼び出せるため、パソコンで操作している感覚で、文章の編集を行うことができます。
タスク管理機能も備わっている他、写真や手書きのスケッチを挿入できたり、長文のノートを作成できるなど、とにかく自由度の高い「メモ帳」です。
スケッチも楽々呼び出せて…
文章に簡単に挿入できてしまいます。作成した文章は、面倒な編集は不要で、そのままLINEやFacebookメッセンジャーのフォーマットに変換して送信できるのです。
Bearの様々な機能を使いこなせれば、以下のような細かいレイアウトを作成し、そのままブログとしてアップしたり、PDFで書類として送付することも。
文中に挿入したタグがサイドバーに表示されるので、簡単に編集・閲覧したいメモを見つけることもできます。タグの中にタグを作ることができるため、タグ自体がフォルダとしての役割を担ってくれるのが特徴です。一方で、あくまでフォルダではなく「タグ」としての機能なので、一つのメモに複数のタグがつけられていれば、検索した際に複数のタグに引っかかるため、一つの場所にしか保存できないフォルダよりも便利な使い方ができると言えます。
更に、通常のメモやブログとは違い、タグはTwitterのように文章内に置くことができ、文章の途中でも関連する文章に飛びたい場合は、文中のタグをクリックするだけで関連する文章を検索することができます。
メモの常識を覆す、「メモリンク」機能
更に、Bearの大きな特徴の一つが「メモリンク」機能です。複数のメモ同士をリンクし、ワンタッチで行き来できる機能で、スムーズに内容の確認や編集を行うことができます。
赤字になっている部分が、「メモリンク」機能を使用している箇所です。
「メモリンク」機能を利用すれば、例えば、選択肢によって違うメモに飛ばす分岐点や長めの註釈をメモ内に作り出すことができる為、ただの「メモ」にとどまらず、使い方の幅をひろげることができます。
まだまだあるBearの多彩な機能!
Appleユーザーにはお馴染みのiPhoneとMacに搭載されている「メモ」アプリ同様、Bearもアプリがインストールされている全てのデバイスで自動的に更新内容が同期される為、移動中やちょっとした隙間時間にスマホで書いたものを、あとでパソコンやタブレットから編集することができます。
逆にパソコンで作業していたものをスマホでも呼び出せますし、自動で同期されるため、「せっかく長文を書いたのに保存し忘れた!」なんてことが起きる心配もありません。
既にiOSの「メモ」アプリを整理して使用されているというユーザーの方も、Bearで書いた文章は「メモ」アプリに書き出す機能まで搭載されているので、ご心配なく!
どちらが使いやすいか試されてみて、内容によって使い分けてもよいかもしれません。
更にBearで作成した文章は、PDFやワードファイルにも変換できるほか、画像として書き出すこともできます。Bearそのものにも、ワードでおなじみの文字数や段落数を計算してくれる「ワードカウント」機能が備わっているほか、読み終わるまでの時間を計算してくれる機能まで…!
「メモアプリ」なのに、いたれりつくせり。。
挙げはじめるとキリがないのですが、全てのメモの内容を検索できるメモ内検索や、チェックマークを入れられるタスク機能、日付を挿入できるカレンダー機能に、ワードさながらのヘッダーやインテントなどなど。。
経営者の皆さんにおりてきたアイデアをしっかり形に残しておくための機能がふんだんに詰め込まれています。
日々、様々なアイデアが湧き上がってくる経営者の方は、ハマれば長い付きあいのお供になってくれるかもしれませんよ〜♪
Bear, App Store
Bear (公式サイト)
http://www.bear-writer.com
Apple Design Awards celebrate the best in innovation and creativity
https://www.apple.com/newsroom/2017/06/apple-design-awards-celebrate-the-best-in-innovation-and-creativity/
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