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  • ロゴの深さに魅せられたロゴマニアとして、その魅力や面白さを伝えていきます

NIKE(ナイキ)のロゴは35ドル

このマークを知らない人はいないというくらい世界的なスポーツメーカーですね!

NIKE(ナイキ)という会社

始まりは、1964年スタンフォード大学の学生だったフィリップ・ナイトとオレゴン大学で陸上コーチをしていたビル・バウワーマンが現ナイキの前身となるブルーリボンスポーツを設立。当時は日本のオニツカタイガー(現アシックス)のランニングシューズを輸入販売していたそうです。
その後、1972年に日本から技術者などを雇い自社ブランドのナイキを発売開始します。

1984年にNBAの大スター、マイケル・ジョーダンと契約、エア・ジョーダンで大ヒット!
1990年代に入ると日本でもエアマックスが大ブームとなり一躍、世界的なスポーツメーカーになりました。


NIKE(ナイキ)の由来

英語発音でNIKE(ナイキ)と呼ばれていますが、もともとはギリシア神話に登場するNIKE(ニケ)「勝利の女神」から由来しています。
ナイキのウェアやニューズを身につけると「勝利の女神」が味方についている。そんな意味合いなのかもしれません。
スポーツメーカーとしてはぴったりの名前ですね!

ロゴデザイン

ナイキのロゴは1972年の自社ブランド発売と同時に使い始めています。
ブランド名の由来である勝利の女神ニケの翼をモチーフに、躍動感・スピード感を表現、今も変わらず愛されるロゴになっていますね。

このロゴには「スウッシュ」という呼称がついており、「ビューッという音を立てる」という意味があるそうです。
ロゴ自体に愛称があるのは珍しいですよね。日本ではあまり浸透していないですが、、、

さて、ナイキのロゴデザインを制作したのはアメリカのポートランド州立大学でグラフィックデザインを学んでいた学生キャロライン・デビッドソン。
創業者のひとりのフィリップ・ナイトが講師を務めていた大学だったようで、課題をしていた彼女にロゴデザインを依頼したそうです。

ロゴを完成させて彼女がデザイン料として請求したのはわずか35ドル。。。大体4000円くらいでしょうか。
しかもこのデザイン、ナイトはあまり気に入って無く、時間がなかったので仕方なく採用したようです。。。

その後、キャロラインはナイキの様々なデザインに携わっています。

キャロラインはその後もナイキ初期の多くのツールのデザインを手がけることになった。デザイン制作が代理店に移った後の1983年9月、キャロラインは当時スポーツブランドとしてナイキを成功させていたナイトの呼び出しを受け、ナイトからダイヤモンド入りの金のスウッシュリングとナイキ株を受け取ったとあります。wikipedia

デザインをお願いした時、彼女でないといけなかったのか、気軽な気持ちでお願いしたのかは定かではないですが、、、
ナイトは彼女に本当に感謝していたのは間違いないでしょう。
そしてキャロラインもどんどん成長して世界企業となっていくナイキを見て誇らしく嬉しかったに違いありません。

ロゴデザインの価格は様々、タダのものから数十億円と桁違いな価格のものまであります。
価値観の違いと言ってしまえばそれまでですが、いずれにせよ企業やショップの顔となるロゴにどれくらい愛着を持って育てていけるかがポイントになるかも知れません。
作り手としてはどんな依頼でも精一杯頑張りたいと思います。

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