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  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

植物の利用の頻度と日本の現実

昨日次なるステップへの挑戦をしてまいりました。

勉強をする意欲がわかず・・結局撃沈して戻ってまいりましたが。
来年に向けての目標ができて、かえって良かったと思います。汗

ではリトアニアへ移動です・・・。

 

ハーブの生産者

ハーブティーといえばハーブが必要ですよね。

でも日本のハーブティーの原料ってどこから入手されていのか。。。。

最近は少しずつハーブ農園もあり生産者を募集しているところもあるようですが。
多くが輸入だと聞いています。

リトアニアでは実際にハーブを生産している農家さんにもお邪魔しました。

広い耕地と広い空。

中には畑だけでなく、乾燥所も設けられていました。

自家製のハーブを自家製で乾燥して商品化しているのです。

もちろん、大量生産は難しいとのこと。
貴重なハーブティーもかわいらしくパッケージされています。

自然療法が当たり前のこの国ではハーブティーも当たり前に必要なのでしょうね。

そんなにお値段が高くなっていません。

 

 

そして・・・。

広大な土地で栽培されたハーブは町中の薬局でも見られました。

多くの薬にハーブ使用

この旅で私の目的は薬局を見ること。

どんなふうに薬がおかれているのかを知りたかったのです。

そして現実は多くの薬局にハーブの絵が描かれた商品が多くありました。

消化器系にいいハーブ
リラックスのためのハーブ
不眠のためのハーブ
咳のための薬にもハーブが・・・

 

この中身を見てまた感動です・・・

読める範囲で・・・

アカマツヨーロッパ
タイムスブルガリス
クローブ

ガッツリ抗菌抗ウイルスと鎮咳やコーチゾン様を狙っています。

シロップなので、不調の時に飲んでみようと思い購入しました 笑

そしてリトアニアの中にある漢方薬局らしきところでは・・・

驚いたことに日本では眉唾とされるホメオパシーまでありました!!

これを薬剤師が管理して、またお子さんを連れたお母様が相談しながら購入なさっていたのです。

ここにはハーブの他にアロマもあったのです!!

アロマの使い方の差

これは棚の中に保管されている精油達。

ロシア語で書かれていて通訳の方になんとなく聞くのですが、専門的すぎてわからないものも・・・

そしてこの横にも精油がセットでおかれていましたが、こちらはサウナなどで水蒸気とともに使用するのだと言われました。

逆にこの棚のものは塗ったりしていわゆる「治癒」として使いますとのこと・・・。

これらもまた薬剤師の手元で管理されています。

買ってみたのですが、蒸留が雑なのか今使っているものより雑味が多かった気がしますが
この国で塗布が認められているということは総じて悪いということでもないようです。

このようにしてみると、日本での自然療法の在り方も今後変わってきてもいいのかもと感じました。

お国柄そして人種

フランスに行ったとき、薬局にしか精油がなかったことに興奮したことがあります・笑

日本もこうあるべき~!なんて思ったこともあります。

でも、日本では精油は雑貨扱いです。
だからこそ多くの方が使えます。

そして、日本の医療や治療には日本のやり方が必要だと感じた旅でもありました。

フランスなどの欧州と日本の違い。
人の考え方。
そして資源力。

広大な土地を持つ国と島国。

乾燥した土地柄と湿気の多い土地柄。

これは療法の在り方にも差異が出てきて当然だと思う今日この頃です。

特に四季豊かな日本だからこそ浸透した漢方があります。
そうなると精油の扱い方も日本風があってもいいのかもしれないよな・・・と思ったわけです。

ただいえることは

日本も自然の素材を使ったものが増えるといいと思いました。
それはあちらに行ってもさほど日本食が食べたくならなかったからです。

つまり食事が美味しかった!

素材そのものの味がふんだんに使われていて飽きなかったからです。

レモネード一つでも砂糖は使っていなくてはちみつで甘みを出しているので美味しい!

木の実がたくさん入れてあり本当に素敵な味でした。

そんな雑感もいれつつ・・・

旅の日記は終わりです。

シェア会は8月か9月に行います。

HPにてご連絡させていただきますのでご興味おありの方はチェックしてくださいね♬

 

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