なんでミャンマー?国際医療の舞台にミャンマーを選んだ理由…
ミンガラーバー! nodamiです。
今日もミャンマーは暑い!暑い!!暑い!!!
ミャンマーで最も暑いのが4月~今頃で、もうすぐ雨季に入ります。
水力発電で電力をまかなっている私の住む村は、
雨が少ない今の時期、停電は日常茶飯事です…(記事を書いている今も停電しています笑)
日本で経験したことのない貴重な出来事ばかり起こるのが、このミャンマーです(笑)
私がミャンマーと初めて縁を結んだのは、大学1年生のとき。
当時NGOで活動を共にしていた先輩から、
「ミャンマー行かない?」
と誘われたことがきっかけです。
何も知らないまま
「行きます!!」
と返事をしましたが、
どんな目的で行くのか知らず…
蓋を開けてみると、「文化交流」という当時の私とは縁遠いものでした。
文化交流なんて…私の持てる文化なんてありませんでしたが、みんなで毎晩繰り返し練習し、日本の文化を携えて、ミャンマーという地を訪れました。
そこで目にしたものは、
「信心深いミャンマーの人々の姿」
朝でも昼でも夜でも、平日でも休日でも。
熱心に祈りを捧げる人々の姿を見て、ゆったりと流れる時に身を委ね、
「なんて豊かな人達なのだろう~」
と感動したのを覚えています。
その時から私の心に残り続けていたミャンマー…
現在私が所属している国際医療団体が活動をしているのは、 ミャンマー、カンボジア、ラオスの3カ国
どの国で活動したいか、希望を出すことが出来ました。
私は正直どこでも良いと思っていました。
でも、私が選んだのは「ミャンマー」
なんでかというと…
「直感」
その直感を言葉にしてみると、こんな感じになりました。
・団体の活動の起源となった場所がミャンマーであること
・その国、土地に根付いた医療を行なっていること
・活動している病院の師長がミャンマー人であること (→このミャンマー人の師長がめちゃくちゃすごいんです)
・ミャンマーという国に心惹かれていたこと
・最近の私、宗教とすごく縁があるな~と感じており、ミャンマーの人々が信心深い仏教徒であること (→隠れキリシタン関連遺産として世界遺産に登録された、上五島で過ごした半年間については、またの機会にお伝えします)
そんなこんなでミャンマーを選び、ミャンマーで活動することが出来ています。
私が住む村のミャンマー人は、
家族といる時間を当たり前に大切にしてて、
一人暮らしなんてのはもちろん、
一人でポツリとご飯を食べる姿さえ見ません。
みんなゆったり腰掛けて、まさに家族団欒。
その顔はみんな穏やかな笑顔。
子どもたちがそこら中を駆け回り、賑やかな声が村を彩っています。
そんなミャンマーで暮らしていると…
満員電車で毎日ヘトヘトになるまで働いている日本人。
「ただいま」と言っても「おかえり」が返ってこない部屋で、ひとりコンビニで買ったご飯を食べる日本人。
インスタ映え、SNSでいいね!が欲しいがために、オシャレなカフェやスポットに殺到する日本人。
本当の幸せとは…?
本当の豊かさとは…?
私が生まれ育った大好きな故郷、「日本」
その日本で住む人々が心から幸せだと思える、
そんな国であるために、私にできることとは…?
ミャンマーに思いを馳せ、日本に住む私の大切な人々に思いを馳せる。
停電中のミャンマーで考えたことでした。
この記事へのコメント