コーチングやコンサルをする際に重要な視点

投稿日　2019.12.12

更新日　2019.12.12

コーチングでも、

コンサルティングでも、

相手の言うことをそのまま鵜呑みにしてはいけない

ところがあると思っています。

「ダイエットしたい」は、

「ダイエットできない」だし…

「ダイエットしたくない」かもしれないんです。

そのポイントを解説していきます。

こんにちは。ひめさとこです。

誰でも、読むだけでコーチングができる

「すまいるすごろく」を開発しています。

「起業したい」「売上を上げたい」というひとり起業家の方が

周りの人から、「○○と言えば、あの人！」

と言われるようになるために

ブログとYouTubeとメルマガで、毎日、情報発信しています。

もし身近に、私でお役に立てる方がいらっしゃいましたら、

教えてあげてくださいね。

https://www.youtube.com/c/ひめさとこ

https://www.reservestock.jp/subscribe/21128

昨日、こんな動画をアップしました。

「自己肯定感が低いことで、悩む必要は無い」

「自己肯定感が低い」と悩む人も

少なくないのですが…

それ自体で、困ることって、ほとんどないと思うんです。

自己肯定感が低いことで、

「何かができない」と思い込んでいて、

その「何かができない」ことの方が

本当の課題だったりします。

1-1　人生の嘘

アドラー心理学には、

『人生の嘘』と言われる理論があります。

そうなんです！

先ほどの「自己肯定感が低いから、行動できない」も

人生の嘘に当てはまります。

自分のことが嫌いでも、

できていることがあるはずなんです！

きっと…小さなチャレンジもしていると思います。

あるいは、その特定の行動をしないことが

問題なんだと思います。

①何ができたら、できたと思えるのか？

　これが明確でない場合も多いです。

②そもそも、それは、一定期間内で、できる大きさなのか？

　目標の細分化が必要な場合もあります。

③何のために、その行動をしたいのか？

　行動することで、どうなりたいのか？

　「成功しなければいけない」「すごい！と言われたい」

　そんな思い込みに向かっているだけかもしれません。

④その行動をして、失敗したら…どうなりそうなのか？

　失敗を避けるために、行動しないこともあります。

1-２　「～したい」は要注意！

「ダイエットしたいんです」

「売上を上げたいんです」

「起業したいんです」

クライアントさんが、

「～したい」と言ってくることも、

めちゃくちゃ、多いんですが…

「～したい」のなら、すればいいんです！（笑）

だから…「～したい」が問題ではなくて、

本当の課題は、「～したい」の後にあります。

「～したいけど…○○」

この○○の方が、本題なんです。

「～したい」と言っているから、

できるようにさせなきゃ。

「～します」と言わせなきゃ。

と思うのは、間違い。

これは、コーチが

相手の人生をコントロールするようなもの。

「～したい」と思ってるんだ。

「～したい」と言いたいんだ。なんです。

コーチの視点は…

「…で、本当は、どうしたいの？」なんです！

特に、ダイエットなんかの場合…

やり方がわからない人なんて、ほとんどいませんよね？

食べるのを減らすか？

動くのを増やすか？　しかないですよね？

と言うことは…

①やる気が起きない

②本当はやりたくない

いずれかだと思います。

意識は、「ダイエットしたい」

無意識は、「ダイエットしたくない」

もしくは、「ダイエットよりも大切なものがある」なんです！

…と言っている私自身、

「ダイエットしたいです」というテーマで、

コーチングを受けたことがあります。（笑）

とまぁ、こんな感じで、

私の場合…

無意識は、「元気なさとちゃん」を望んでいただけだったんです！

1-3　多くの人は、洗脳されている

あえて、「洗脳」と言う言葉を使いましたが…

なんとなく、世間の共通認識みたいなものがあって…

「そうならなきゃダメ」

「そうなるべき」と刷り込まれています。

先ほどの私のダイエットも、そうです。

痩せてる方がキレイ。

痩せてる方がいい。

なんとなく、思い込んでませんか？

誰が決めたんですか？（笑）

「成功すべき」

「お金持ちになった方がいい」

「薬は飲まない方がいい」

「学校は行くべき」

「部屋は、スッキリ片付いていた方がいい」

いろんな常識と呼ばれるようなものがありますね？

それを自分が本当にやりたいことだと

思い込まされていませんか？

「ひとつの会社で定年まで勤めなさい」

そう言われていた私は、

そうしなければならない。

転職を繰り返す私は、

ダメだと思ってた時期があります。

生きてるだけでいいやんね？（笑）

そんな風に、多くの人は、

両親や先生、マスメディアなどから、

刷り込まれているのではないでしょうか？

その人たちは、良かれと思って言ってるんです。

その人たちが悪い訳じゃない。

ただ…その人たちとは、

価値観が違ったのかもしれません。

自分自身が、本当はどうしたいか？

自分に問い続けることが大切です。

1-4　言っていることより言っている目的を考える

このように、人は、

「言っていること」と

「無意識を伴った本当の想い」が

違っていることも、少なくありません。

なので、目の前のクライアントさんが

『何を言っているか？』『言っている内容』よりも、

『何のために言っているか？』『言っている目的』の方が

重要です！！

特に、無料セッションや格安のセッションの場合…

かまって欲しくて、言っていることも少なくありません。

かまってもらうためにも、

悲劇の主人公としての

「できない自分」を演じようとするんです。

セッションの課題が本質ではなくて、

「できない自分」になって、

かまってもらうことが

本質だったりすることもあります。

なので、何のために、今、その言葉を発したのか？

言葉の奥にある『想い』に

意識を向けることも大切です。

その時にわかりやすいのが、

アドラー心理学の三角柱です。

クライアントさんが『言っている目的』にも意識を向ける。

参考になればうれしいです♪♪

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