戦力外の犬と猿と雉がなぜ活躍できたのか!?
こんにちは、桃太郎俳優®️・桃太郎研究家®️の神木優です。
今回から、「桃太郎から学ぶリーダーシップ論」シリーズをお届けしたいと思います。
まず、こんなこと考えたことありませんか?
桃太郎のお供ってなんで、、、犬と猿と雉なの。。。?
弱くね?
戦力外ですよ、普通。
弱っちいんですよ。
狼と、ゴリラと、鷹だったらちょっと納得いくけど、犬と猿と雉って。
でも、そんな彼らを受け入れてしまったんです。
桃太郎はここからがすごいんです。
受け入れてからが、すごい!
まず、彼らの長所を見つけて、生かしていったんです。
イヌは絶対的な忠誠心、サルは知力、キジは勇気がそれぞれの象徴とされていますが、
戦闘シーンでは、キジが空から情報を送り、サルが引っ掻き回し、イヌは桃太郎の背中につき、桃太郎を護衛する。
というように、それぞれの長所を生かした攻撃をしたんです。
誰に何を任せたらいいのか、誰に何を頼ればいいのか、しっかりと判断して指示を出す、そしてちゃんと信頼する。
そして自らは先頭に立ち、指揮をとる、責任を取る。
リーダーの鏡です。
実世界において、ビジネスの世界では、強制的な時もありますよね。
やる気のない部下、どうにも考えが合わない部下、というような人の場合だけじゃなくて、
この状況下でこの条件!どうして成立させろっていうんですか!っていう仕事もありますよね。
それでも、人は必ず何かのスキルに長けています。
その長けているスキルを理解しているかいないかです。
いつも仕事を押し付けているだけでは、理解できません。
ちゃんとその人その人を見ているか、強制的ではなく仕事を任せられているかです。
部下の能力がわかっていたらどんな状況下でも、適切なタイミングで適切な人に仕事を振ることができます。
切羽詰まっている時に、プロ野球選手にストラディバリウスのバイオリンを持たせても意味がないのです。
次回はいきなり脱線して、なぜお供が犬と猿と雉だったのか、を考察していきたいと思います。
きっと、桃太郎の常識が変わります。
では、また次週!!
神木優
書籍「きびだんごの法則」 https://yuhkamiki.com/book.html
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