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  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

高血圧のためのアロマ

朝の最低気温が氷点下を示す季節になりました!

こんな季節に高くなるのが「血圧」

 

高血圧とは

医療機関での血圧測定において、収縮期血圧(上の血圧)が140㎜Hg
拡張期血圧(下の血圧)が90㎜Hg以上のどちらかまたはその両方が該当する場合を高血圧と定義する

(高血圧治療ガイドラインによる)

 

上だけが高いだけでなく下が高い場合も高血圧となります。

病院では血圧降下剤を処方されますが・・・。

 

せっかくなのでアロマでもやれることをお伝えしていきましょう!!

実際にアロマを使ってお薬が減っていくこともあります♬

 

高血圧の考えられる要因と使いたい精油

 

 

☆ストレス

ストレスにより体内の抗酸化物質の増加とともに普段から血管が収縮した状態が続いていると考えられる場合。
アロマでやれることは体内の抗酸化物質の除去とともにストレスの改善。

人は自己にストレスを感じると副腎からストレスに対応するための物質
副腎皮質ホルモン(ステロイド)を分泌して体の炎症を鎮めようとします。
(ステロイドは抗炎症作用があるのです)

 

〇使いたい精油

ラベンダーアングスティフォリア
イランイラン
カモマイルローマン

これらは抗炎症や鎮静を狙ってのチョイス♬

 

他に交感神経優位な体を休める神経副交感神経優位にするために

マジョラム
レモンバーベナ
マンダリン

 

などもお勧め♬

 

☆肥満

内臓脂肪が多い方の精油となります。
内臓脂肪が多い人は体の細胞の炎症反応があるということ。
抗炎症作用の精油は抑えておきたいですね。

 

〇使いたい精油

カモマイルローマン
イランイラン
ラベンダーアングスティフォリア

他にデトックスをする意味で

 

ローズマリーベルべノン
ヘリクリサム
ジュニパー

なども合わせて使ってみるといいです。

 

☆不摂生

お食事が不規則であったり、食べ物の質がよくなかったり。
そんなことを繰り返していくと消化吸収の機能も落ちてきます・・・。

 

〇使いたい精油

オレンジスィート
ベルガモット
レモン

などの柑橘系をベースに。
キャリアオイルで3~5%に希釈して腹部に塗布していきます。

 

他に・・・。

  • 運動不足
  • 遺伝的要因
  • 更年期によるエストロゲン減少

 

などが考えられるのですが。

 

最後のエストロゲン減少による高血圧には
収縮期血圧より拡張期血圧が高くなる傾向になります。

 

これはエストロゲンの減少で高コレステロール血症となるので
血管壁が狭くなり起こる高血圧の症状。

 

そんな時に使いたいのは

レモン
ラベンダーアングスティフォリア
イランイラン
ローレルかヘリクリサム

 

などを・・・。

特に血腫抑制作用が認められるヘリクリサムには抗コレステロール血症なども
あるとされるので、このような方にお勧め。

 

お食事ではエストロゲンを補うため大豆製品などの摂取も心掛けてみてくださいね。

 

そしてやはり運動もお忘れなく♪

この季節の早起きは景色がとても素敵です♡

 

 

 

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