fbpx
  • アロマ日和
  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

食べ過ぎた!!時のアロマ

 

人は古代より、自分の体を守るツールを良く知っていたと思います。

 

例えば冬至に入るゆず風呂。

ゆずの精油成分が皮膜を作るために風邪を引きにくいとされています。

 

そうした古来からの知恵の中に「スパイスを使う」というものがあります。

実はこのスパイスから採取した精油もあるのでこちらをご紹介しながら体のケアについて書いてみます♬

 

スパイスの歴史


最も有名なスパイスがペッパー(胡椒)

紀元前からの歴史があり東洋とヨーロッパ間の貿易品の中では最も古い商品で大変珍重されたといわれています。

古代ローマ人は甘いはちみつにまで胡椒を振ったといわれています。

また、中世ヨーロッパ時代には肉に胡椒をすりこむことができるのは貴族だけの特権とされていたようです。

当時胡椒は黄金並みに貴重であったそうです。またこのころ、香辛料としてだけではなく、薬としても重んじられており、発汗作用とともに胃の不調に用いられるくらい貴重な品物でした。

 

また、紀元前1500年頃のエジプトの医学書には800余りの薬品に交じり、キャラウェイ、コリアンダー、フェンネルなどの記載もあったそうです。

 

スパイス系の精油たち


こうしてみると、スパイスが薬品のように使えるのはわかるのですが。

ではアロマでは何があるのかを見てみましょう。

実はこれらのスパイスにも「芳香成分」が含まれているために、それぞれのスパイスの精油も販売されています。

  • ペッパー
  • シナモン
  • キャラウェイ
  • アニス
  • コリアンダー
  • カルダモン
  • ジンジャー
  • タラゴン
  • ディル

などです。

香りはスパイスに似ているため、試香するだけでもお腹がなるほど・・・。

これらの精油にはほとんど、「健胃作用」があるために消化器系の不調には使いたい精油になります。

 

食べ過ぎたと思ったときのアロマの使い方


食べ過ぎると、消化能力が落ちていきます。

そうなると怖いのが脂質代謝の低下=メタボです。

つまり食べ過ぎたら、【胃酸の分泌をよくして消化能力を高めると同時に

脂質を代謝する胆汁の分泌もよくしておく】ことが大切。

そんな時にブレンドしたいアロマは

 

  • バジル
  • ペパーミント
  • フェンネル
  • アニス
  • コリアンダー
  • ジンジャー
  • ローズマリー・ベルべノン(ベルべノン種がいいです)
  • レモン
  • カルダモン

など。

 

3日ほど使うだけでいいので濃度は少し高めの5~10%です。

ペパーミントに含まれるlメントールは医薬品にも使われる消化促進剤。

胃もたれがするときのファーストチョイスとしてみると間違いがないでしょう。

ただ3歳未満の乳幼児や妊産婦さんは使えませんのでご注意くださいね。

こちらの記事も読まれています

この記事へのコメント

ViewCafeをフォローして
最新情報をチェックしよう!

こちらの記事もおすすめ