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アロマは香りを楽しむものだけではない~精油の使い方は使い手の知識量が大切になる~

ちょっと気になる話題がまた沸騰中・・・

そして、今日はずらずら~っと文章長めで書いていきますネ。

 

精油で肝障害!?自然のものだからこそ気を付けて線引きを

薬剤師でホメオパスの方のブログからです。

 

中のリンクをクリックするとレモン精油の飲用で肝障害がおこったと・・・。

 

以前こちらでも精油の飲用についてのブログを発信したとき。
シェアがすごくてスパークしておりました。

 

みんな気になっているんだろうな~という感想と共に、そういう使い方は駄目ですよね!と、本来のアロマの使い方を拒否する投稿も見受けられましたし今回も結構見ます。

 

私個人的には飲用は駄目でなく、使い方の問題と思っていて。
そもそも舌下に原液となると、ヒリヒリしたりするんじゃないか?とか。
いやいや・・・その前にまずいだろう。。。と考えたりしました。

 

精油の飲用となると、カプセル剤も販売されているので100%駄目とは言えないし。
わたしもカプセル剤のオレガノは調子の悪いときに3日くらいまでお世話になります。

それ以上飲むと胃が痛くなったり体がだるくなるのです。

それは肝臓の代謝機能や腎臓の排泄機能のキャパオーバーがあると思うのですが。
アロマで使いやすい精油(トップノートレベル)は分子量が小さいので分解が早いという意見もあるのです・・・。

 

と書くと、ほらー!だから安全じゃない!!なんて言われてしまうのであまり書きたくないのですが。
原液の飲用とか、舌下とか。
そういうのは絶対にダメなのでやめるべきです。

この分解云々は、あくまでも塗布を視野にしたことであります。

それで、話を戻しますが。

精油を飲むのは危険!という断言は実はあまり正解ではなくて。
原液を水に入れて飲む。原液を塗布する。舌下するなどの行為が危険だということを知ってほしいと思うんです。

実は漢方の生薬にも精油成分があって、それも一緒に私たちは飲んでいるんですよ。
漢方って匂いありません?
あの匂いは精油成分です。

そして、メーカーさんは。
漢方を作る過程でどうしても精油成分が揮発してしまうのでそれをなんとか保とうということもしているのです。

だから精油は決して危なくないんです・・・。

 

なぜ私がこれを書いているかというと。

私はアロマブレンドを塗布して使ってもらうことをとてもいい方法だと思うからなんです。
香るだけでいい。というご意見が多くなる中。
塗布して体に入れてあげることのほうがアロマテラピーの作用として断然お役に立つこともあるからなんです。

実際に長年の肩こりが楽になる。
30年来の腰痛が楽になる。
頭痛薬を飲むことが減ってきた。
向精神薬を使わないで済むようになった。
身体が楽で日々元気に過ごせる。
不安だった毎日が気付けば少なくなってる。
痛みが楽になる。
風邪をひきにくくなった。
眠れるようになった。
落ち込みがちだったけど、落ち込む日がなくなった。
暗い性格が明るくなった。
生きる気力がわいた。
(全て個人の皆様の感想で、効能効果ではありません。また万人がこうした感想をくださっているわけではありませんのでご了承ください)

 

そんな感想をいただくと。
やはりブレンドオイルを塗布することは決してダメではないことが分かります。
もちろん皆さんには毎日の使用より気になる時の使用や
3週間以上続けての使用の危険と、ブレンドを変えていくことの重要性。
そして時にはアロマから離れることもオッケーだとお伝えしています。

私も一時期使っていたころより最近は週に3日ほど。
疲れた時や最近ちょっとな…というときに数日続けて使う感じです。

そうした使い方で十分で。
メディカルを謳いすぎると、つい薬のように毎日しないといけないとなるのですが。
そもそも薬もずっと飲み続けるものではないので・・・

そう考えると。
薬よりも安全性が確立されていない雑貨扱いの精油を内服しつづけるなんてことは、愚かでしかないと思うのです。

 

そして、精油を使うなら。体のことはもちろん、生理学や薬理作用などについても学んでいくことはとても大切だと思います。
たまたま薬剤師となって知識はあるから言えるのですが。
アロマの安全性については、本当に概論がなくあくまでも単一成分の有効性安全性に過ぎないということも知っておくといいかと思います。

つまり、様々な芳香分子を含む精油は決して単一の成分の危険性だけで推し量ることができなくて。実はまじりあっていることで危険な成分も安全なものになっていることもあったりするかもなのです。(これはあくまでも推測)

漢方の実習に行っていたとき。
生薬が混ざり合うことで意外な効果が出ることがあるんだよ。。。と教えていただいたことがあります。
つまり、精油も混ざることでその人にとって大きな力を生み出すこともあるということを知っておいてほしいのです。

でも、それらを使いこなすには。
やはり基本となる身体のことや作用する基本そして経験は十分積んでほしいと思うのです。

精油は本当に不思議ない力を持っています。
時には溢れてきたり、固まってしまったり、突然香りが変ったりします。
持ってる人によっても香りが違うことがあるそうです。
(うちの精油はよく言われます・・・)

何事も陰陽があります。
陰ばかりでも陽ばかりでもバランスが崩れます。
中庸がいいように思えますが、バランスが崩れないと見えないものもあります。

だからこそ。
慎重に
でももっと使ってみて使えるんだよってことを発信していきたいと思います。

 

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