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  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

ところでアロマって? ①

アロマテラピーを発信してると、そこが当たり前の世界になるので見えなくなってることがたくさんあることに最近気づきます。

 

そもそもアロマって?という方もまだまだ多いですよね。

 

Aroma(芳香) therapy (療法)

 

香りでどうにかなることもですが、本来は芳香成分を使った療法というもので、アロマテラピーは造語です。

 

芳香成分とは。植物が作り出す二次代謝産物で香りを持つもの、としてレッスンの時には話すのですが。これもわかりにくいかも。

 

 

植物は光合成してグルコースという最低限必要な栄養素を作り出すと同時に、自らが繁殖するために必要な物質も作り出します。例えば虫に吸ってもらって受粉を助けてもらうために作る蜂蜜や、樹皮を傷をつけられたら自分で治すために作り出す樹脂なども二次代謝産物です。この産物の1つに芳香成分があります。香りの元です。

 

 

この成分は炭素と水素から成るもので(一部酸素も含みます)いわゆる炭化水素類。有機化学の世界です♡これらの炭素や水素の化合物が形を変えることで香りが出来上がるわけです。ですから、アロマで使う精油(場合によってはエッセンシャルオイルと表すことも)は全て化学構造式で表されます。ですから、クロマトグラフィーなどによる成分分析が可能で、その精油の特徴や成分がわかることで精油がどのように使えるかを知ることができるわけです(╹◡╹)♡

 

 

メディカルと言われるのは精油が有機化合物であるから、つまり、お薬と同じように有機化合物であり化学構造式で表されることができるものだからです。

 

 

単なる香りとして捉えるにはあまりにも勿体無く、植物が作り出す成分の恩恵を受けることが、自然界の中で生きているのに、文明の発展で自然を忘れがちな私たちにとって必要なんだということで最近のアロマテラピーが発信されていると考えます♡

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