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人間が一番怖い。

こんにちは!若杉です。

台風ラッシュも落ち着いて、ようやく頭痛の無い平穏な生活を過ごしております。

ここ何年も秋や春をゆっくり感じられない年が続いたので、このまま涼しくなって欲しいですね。

ただ急に涼しくなると着て出る物に困るのか、女子は一旦出歩かなくなるのか店は少し暇になります。

毎年の事なんですが、何か羽織るもの位は出しておいてね!お願いします(笑

 

そんなまったりなお店で、先日バイトの子と占い師さんと蠱術の話になりまして。

まぁ日常会話に蠱術の話が出る時点で頭おかしい店ですが。

あ、蠱術って云うのは、厭魅の一種で、いわゆる呪いです。

蠱毒と言って、毒虫や動物を一か所に集めて飢餓状態にし、最後に生き残った動物や虫が一番エネルギーが強い為、その虫の毒を使ったり色々な方法で殺したりして、恨みのパワーを利用するみたいな感じの呪いです。

本当に人間が考える事は怖いです。

まぁ一歩間違えば術者の命はないですが、うまく利用して呪いをかけるわけです。

昔は奈良時代位まで、典薬寮っていう国の機関に呪禁師っていう呪い屋さんの役職がありました。呪い屋さんっていうと怒られるな、病気や災厄を除去する仕事がメインですが。

大陸から入ってきた道教の考え方や方術を怨敵を呪い殺す様に研究・開発していたんです。(※病魔退散もしてました。)

平安時代に入り、その役職に陰陽師が台頭すると、呪禁師の仕事も陰陽師が取り仕切り、民間呪詛を排除しようという動きが出ます。

陰陽師の呪いの仕事はあくまで表向きは朝廷に仇なす物事のみに向けられ、呪禁師は大方追放。今まで世話になっときながらそりゃないぜって感じですが。

役職を解かれた呪禁師は民間に溶け込みます。

平安期が一番呪詛が発展した時期だとも言えます。呪禁師が民間の地下に潜る事で、いろんな発想が生まれ細分化されていきます。

藁人形の呪いも一種の厭魅です。木片や紙・泥・藁なんかで人型を作り、釘を打ち付けたり、金槌で叩いたり。

よく相手の髪の毛を入れるって聞きますよね、あれは身体の一部を使い恨みを増幅するっていう厭魅の考えによるものです。

まぁ、作法もあるしただ人型を作っても意味無いんですけどね。

前述の蠱毒は中国から伝わってきた手法で、蠱術で得た虫や動物の毒は暗殺などに使われていました。

北朝鮮のお兄ちゃん暗殺やロシアのスパイ暗殺なんかのニュースを見ていると今も昔も人間は進歩が無いんだなって思いますね。

日本だと犬神憑きが有名ですかね。

犬を固定して餌を与えず餓死させて、仮定上犬が餓鬼と変化した状態で祀り上げる。飢餓状態なので色々な物を集めて帰ってくるっていう考え。

一気に反映した家は犬神を作って祀ったんじゃないかって村八分になったりしました。

てか、魔女狩り的なやっかみみたいな話ですが。。。

犬を溺愛している僕としては、地球上で一番狡猾な人間って種は滅べって思いますね。

蠱毒は動物やらが犠牲になるから可哀想ですよね。

でも子供の頃、ザリガニを沢山取ってきてバケツに入れてあったら、いつの間にか一匹位になっててって経験もあるからなぁ。知らぬ間に蠱毒になってたな、ごめんなさい。(笑

色々なおまじないの本とか呪い方の本とか出ていますが、基本呪いはダメっ!絶対!

人を呪わば穴二つですよ!

これだけ上記で話しておきながら何ですが。

人を恨まなくてもいいように平穏に生きて行きたいですね。

 

 

 

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