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さてさて

本日は

以前撮影したやくざ者の映画の現場でお世話になった、

仲良しの彫り師さんに会いに行ってまいりました。

 

竹林 弘さんと言って、

30年前、

タトゥーショップってもんが今のように群雄割拠する前、

むか〜〜し原宿にテント村ってのがあったんだけど

そこで和彫とかじゃなくって

いわゆるタトゥーのスタジオを始めた方で

関東では当時この人か他にもう一人有名な彫り師さんがいるんだけど

その二人ぐらいしかいなかったそうな。

 

よくテレビや映画で見るヤクザや不良役の人に入っている

ペイントのタトゥーなんかは

ほとんどこの人なんじゃないか?

って思うぐらい、

とにかくいろんな映像作品のペイントなんかもやっている。

 

竹林さんのスタジオは都内で5つあって

今は上野にあるスタジオに普段はいらっしゃいます。

 

今日は久しぶりに会ったのもあってお互いに嬉しくって

隣で刺青入れてるお客さんがいるにも関わらず

兎にも角にもまぁ話しました。

 

竹林さんがスタジオを始めた頃

他にやっているところなんか殆どなくって

それでもタトゥーが好きで好きでしょうがなかったから

とにかく始めたんだそうな。

もちろん修行を経て。

 

全く勝算がなかったわけじゃない。

けど、

上手くいくからやる、

上手くいかないからやらない、

とかっていう打算的なことじゃなくって

どうなるかわかんないけど

好きだからとにかくやったんだそうな。

今考えれば大変だったと思う。

とにかく絵も描いたしいろんな勉強もしたし、

気がつけば朝になってたなんてザラだったけど、

その時は大変だとかなんとか言ってる暇あったら

とにかく絵を描いたりタトゥーを入れたり

それに夢中だった。

って。

一番忙しかった頃は、

それこそ一日中彫りっぱなしで

1日に他の彫り師も入れて4人とかで1日にそれぞれ5〜7人

とにかくやったそうな。

 

今では紆余曲折も経て

都内に5店舗お弟子さんに暖簾分けして

立派な親方になっている。

好きこそ物の上手なれ。

すんごいためになった。

 

嫌なことやったって、好きなことやったって、

上手くいく時は上手くいくし

失敗する時はするんだから

どうせだったらとことん好きなこと

思いっきりやってごらんなさいよ!

って。

 

本当にその通りだと思います。

また遊びに行かせていただきます!

ちなみに竹林さんは、

でっかくって手首までびっしり刺青入ったごついおじちゃんなんですが、

「たくちゃんの仕事柄、

これ以上入れていいのかどうかわかんないけど

もしどうしてもタトゥー入れたくなって

よくわからないとこ行くぐらいだったら

俺がきっちり入れてあげるからいつでもおいで。」

 

と言ってくれるような

まぁ優しくって懐のでっかいいいオヤジです。

 

人もよくって腕もいい。

ご興味ある方はお気軽にどうぞ。

http://tattoo-hm.com/

 

それでは今夜はこの辺で。

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