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思い出の花束はドライフラワーに!簡単な作り方とアレンジ

記念日や誕生日、結婚式など、特別な日にもらった花束は、いつまでも大切にとっておきたいものですよね。そんなときは、思い切ってドライフラワーにしてみるのはいかがでしょうか?

今回は誰にでも簡単にできるドライフラワーの作り方を紹介します。

●ドライフラワーに向いている花

まず、ドライフラワーをするにはどんな花を選ぶといいのでしょうか?
花に含まれる水分が少なく乾燥しやすく、花びらに肉厚がある花が、ドライフラワーに向いていると言われています。これから紹介する花が初心者の方も失敗なく、ドライフラワーにしやすい花です。

・バラ…どの季節でも手に入れることができ、様々な色とたくさんの種類があるので、いつでもカラフルな色合いを楽しむことができます。バラをドライフラワーにするポイントは、完全に花びらが開ききっている前に行うこと。少し閉じた状態のほうが仕上がりも美しくなります。

・ラベンダー…下向きに吊るしておくだけで簡単にドライフラワーになります。
特にイングリッシュラベンダーは香りが強く、ドライフラワーにする過程でも疲れた身体と心を癒してくれるでしょう。

・ミモザ…ミモザも初心者向きの花です。花束にしてドライフラワーにすると葉っぱのグリーンとミモザの黄色のコントラストが綺麗です。花だけのドライフラワーにするのであれば、リースはいかがですか?クラシカルで上品なミモザの黄色はカントリーテイストのお家によく合います。

その他、ドライフラワーにしやすい花として、アジサイ、千日紅、スターチス、カスミ草、ユーカリなどが適しています。

●ドライフラワーの作り方

花が決まったら、次はドライフラワーにしてみましょう!

・自然乾燥させる方法
ドライフラワーの作り方として、一番ポピュラーなのは自然乾燥させることです。
直射日光が当たらない、風通しの良い場所にドライフラワーにしたい花束の花の頭を下に、茎を上向きに吊るしてください。ポイントは、乾燥しやすいよう1本ずつを目安に少量ずつ吊るすこと。そして、葉っぱを極力少なくして、葉や花びらを重ねずに吊るすこと。すると、1〜2週間でドライフラワーが出来上がります。非常に簡単な方法なのでぜひお試し下さい。

・ドライヤーで短時間に作る方法
ドライフラワーを短時間で作りたいのであれば、ドライヤーを使います。
まず、紙袋を用意し、ドライフラワーにしたい花を下向きに入れます。
風が直接当たらないように気を付けながら、ドライヤーの風を5分程度紙袋に入れ、花の水分を飛ばしていきます。するとあっという間にドライフラワーが出来上がります。

・乾燥剤(シリカゲル)を使う方法
できるだけ花の色の鮮明さを残したい場合、乾燥剤(シリカゲル)を使います。
シリカゲルとはお菓子などを購入した際に入っている半透明のビーズのようなもの。
家にシリカゲルがない場合は、ドライフラワー用のシリカゲルが売っているのでそれを利用するといいでしょう。
作り方ですが、まず容器(タッパー)などにシリカゲルを入れてください。
1センチぐらい入れたら、次は花を並べていきます。花を並べおわると、上にもシリカゲルを乗せてください。それらを入れ終わると、ふたを閉め、暗い場所に1週間程度置いておきます。

・レンジを使う方法
1週間も待つことができないという人は、電子レンジを使ってドライフラワーを作る方法もあります。作り方は上記で書いたシリカゲルと花を入れる容器を耐熱のものにしておき、電子レンジで600Wを1分30秒して下さい。また、花びらの薄い花は20秒ぐらいで一旦止めて、そこから徐々に温めてみるといいでしょう。花びらの厚いものは1分間温め、様子を見ながら温めてください。

●ドライフラワーの簡単な飾り方&アレンジ

自分でドライフラワーを作ってしまうと、次はアレンジもしたくなりますよね。
ドライフラワーは、生花とは違って、束ねる・吊るす・置くなど、それだけでおしゃれなインテリアになります。自分好みに自由に楽しんで下さいね。

・束ねてたくさん吊るす
ドライフラワーの楽しみ方で一番シンプルなのが吊るす方法です。
ワイヤーで吊るしたり、紐で吊るしたり、ピクチャーレールに吊るしたり、自由な発想で吊るしてみてください。

・瓶詰めドライフラワー
シリカゲルは見えないように和紙などで包んで瓶の底に入れます。
それから、好きなドライフラワーを詰めてください。
蓋を閉めてリボンや紐で飾り付けて完成です。
瓶なので、埃もかぶりませんし、インテリアとしてもおすすめですね。

・花瓶に生ける
生花と同じように花瓶に生ける方法です。
ドライフラワーを紐で縛って、そのままポンっと花瓶に生けるだけです。

・コーヒーカップ&バラのドライフラワー
まだまだ色が残っている小さめのバラのドライフラワーをリースにして、吊るしてみたり、飾ってみるのもいいですよ。
リースをコーヒーカップに乗せてもおしゃれです。

今回は簡単にドライフラワーを作る方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
大切な記念日の花束をドライフラワーに仕上げて、思い出と一緒に大切に残してくださいね。

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